■ 患看交渉成立と、秘技!着衣法☆
5Fに引っ越しをしてから介助入浴を卒業し、一人用シャワールームでの単独シャワーになりました。 それでも装具を外して、その下の脚を洗うことは出来ず、大きなビニール袋(ゴミ袋)とガムテープで脚をぐるぐる巻にして濡れないようにして、浴びなければいけません。
シャワーから上がると、袋の中は蒸気が立ってムレムレ状態。
もちろん濡れタオルで拭きはしますが、なんとも心地悪い。
中身の安全優先とはいえ、外側の不潔を引き替えにするというのはどーなんだろうー?
素朴な疑問が湧いてしまいます。
伸展20度ロックの曲がらない装具を付けた状態での着替えというのも至難の技です。
病衣のズボンは、ウエストから足首までスナップボタンが付いている優れ物なので難無く履けるけれど、困るのが下着。
チャチャッと履けない。
まず装具の着いた脚から履くのだけど、とにかく曲がらないから足を入れるのに一苦労。
体が固いから、下着を持った手が右足先に届かない。
なんと下着を着ける前に、ストレッチをしなければいけない羽目になる。
ようやく足が入っても、今度は装具の前後に9本あるマジックテープのベルトにことごとく引っ掛かり、中々上まで上がらない。
ようやく上がっても、今度は右足一本では立てないので、右手でどこかにつかまり、左手だけでビュ~~ンと伸ばした下着に左足をやっとの思いで入れる。
熱気だったユニットシャワールームでの着衣行為は、乾いている物まで汗と湿気で湿ってしまう。
これならシャワーの意味ないじゃん…(-"-)
我ながら、かなり笑える姿だろうなあ…と、ありったけ伸ばされた下着を見て、苦笑い…。
怪我をする前は、あっという間に出来ていたことが、何分も掛かってしまうことにガッカリ&ショック。
でも、すっかり治ったあかつきには、笑いのネタになりそうだね。
…っていうか、何書いてるんだ?私!?
そののちしばらくして、「装具の下の脚を洗いたーい!」という私の訴えを、条件付きで看護士さんに受け入れてもらい、ようやくゴシゴシ洗うことが出来るようになりました。
あ~♪気持ちいい~☆
そして一昨日、再び“患看交渉”を試みました。
「6Fの大浴場で入浴したーい!」
こちらも訴えが通り、やはり条件つきでフリー入浴権を獲得しました(*^^)v
5Fで入っても6Fで入っても、段差のある浴槽には入れないので、どっちにしてもシャワーのみなのだけど、5Fの場合なら週3回で1回につき脱衣~シャワー~着衣までを30分しか与えられないものが、6Fならば週5回で1時間30分~2時間30分の間、好きなだけ居られるのです。
ならば当然6Fへ行きたい!でしょ?
大浴場に入れるかどうかは、滑りやすい床を手摺りなく歩けるかどうか。
それなら全く問題なしです!!
で、晴れて昨日からフリー入浴患者になったと言う訳です。
余談ですが本日回診時、「ウォーキングは筋トレになりません!」「中止せよ!」の指令が出てしまいました。
え!?
そうなの!?
意味なかったの!?
どうやらそうらしい・・・。
「あなたの場合は、3kg位のウエイトを付けてこうやってああやって・・・。」と詳しく伝授、しまいには病室でテレマーク姿勢までとって説明してくれました。
先生、どこまで私をムキムキにしてくださろうとしているんだろう・・・?
せっかくなので、おっしゃる通りに頑張りますが、すんごい体になっちゃいそう・・・^^;
<付録写真>
娘から届いた春の写真です。
井の頭公園の桜。
ここでお花見デートのはずが、人見デートになったようです。
え~!今はソファーまで持ち込む人がいるの!?
ところで土曜日、RONママさんがお見舞いに来てくれました。
娘さんがサクラサク♪で晴れて高校生になるんですって☆☆☆
おめでとうございます!!
久々のお話しは母親トークで盛り上がりました。
楽しい時間をありがとうございました☆