■リニューアル大作戦~その4"さようなら赤い別珍"
模様替えも大詰めを迎えつつあります。 オープン以来、店内インテリアのポイントカラーは赤でした。
その象徴だったのがソファの赤。
オープンの時、迷いなくソファは赤と決めていました。
しかも、どうしても別珍の赤にしたかったのです。
娘の部屋で使っていたラブチェアをリメイクしようと、布探しを始めたまでは良かったのですが、伊達や室蘭の手芸屋さんには、赤はおろか無地の別珍そのものを置いていない店が多かったのです。
札幌まで行きましたが、私が入った店にはありませんでした。
店の方のお話では、「別珍は流行りではないので置いていない」ということでした。
そう言えばそうかもしれない。
私が子供の頃は、大人も子供もお洒落着用に別珍の服を持っている人が多かったけれど、今はあまり着ている人を見かけない。
なるほど・・・そういう訳ね。
仕方なく、ネットで見つけた数店に問い合わせをしたところ、ようやくイメージ通りの赤い別珍を見つけました。
横浜の手芸屋さんでした。
ようやく出会えた喜びに注文したのはいいけれど、請求金額は24000円!
その値段にビックリ仰天。
でももう意地でした。
『この内容で注文する』をクリックしました。
届いた布にはさみを入れる瞬間は、かなり勇気が入りました。
手縫いでチクチクとソファに縫い付けていき、完成したのがこれでした。
5年半だいぶボロボロになりながら、活躍してくれました。
お一人の方に・カップルに・ベビーを連れた方に、とっても人気のあるスペースでした。
どうもありがとう。
初代の『れん』の象徴に別れを告げました。
今度は剝すために勇気を出してはさみを入れました。
赤い別珍はお役御免です。
さようなら。
二代目はガラッとイメージを変えました。
紺地のに細かい模様が入った着物地でカバーを作りました。
父の着物です。
さすがに私にはほどけなかったので、母にほどいてんもらいました。
今度のポイントカラーは紺?
いいえ。
今度は白です。
だから、カバーの上から背もたれの部分に白い布を掛けようと、レースを買いに行きました。
そしたら再びビックリ仰天!!
ほんの5cmの幅しかないのに、1m2500円ほどするのです。
今回は即諦めました。
でも、あるアイディアが浮かびました。
得意の裏ワザ使いです♪
『種』を知りたい方はこっそり聞きに来てくださいね(笑)
シックで清楚な大人しい雰囲気に仕上がりました。
他のリニューアル作品が結構強く主張した色使いなので、こちらは色を押さえたつもりだったのですが、紺と白のコントラストが反って目を惹くかもしれません。
このソファカバーの主役は白い布の方です☆
一点一点、その時のヒラメキだけで作ってきたので、これらをすべて配置したら一体どんな感じになるか・・・?楽しみなような不安なような・・・。
週末にはセット出来そうです。
ドキドキ・・・。