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[2009.07.28]
■雨空に、一瞬の夏花を見た。
今年の夏は一体・・・? 
 
雨ばかりの憂鬱な日々。 
 
それは、だれもが感じていること。 


もうすぐ八月。 
 
北海道の、ただでさえ短い夏を楽しませてもくれないうちに、秋は気忙しくやって来るのかもしれない。 
 
小樽運河沿いの道を歩く。 
ぼんやり灯ったガス燈は、黄昏時の寂しさを一層間違いないものにした。 
 
 
せめて振りだけでもと夏祭り。 
小樽埠頭の潮祭り。 
雨空に、名ばかり真夏の夜の花。 
 
 
少しだけ、ほんの一瞬の夏を感じたくて、雨の中、霧さえかかる空に大輪の花を見た。 
 
 
40分間。 
うたかたの夏の時。 
 
 
 
 
爆音が鳴り響く。 
 
爆音が鳴り終わる。 
 
寂しさを決定的にする祭りの後。 
 
傘の花が散り散りになる。 
 
もう夏は来ることなく去って行くのだろうか・・・。 
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プロフィール
Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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