■湯里からの脱出劇 第二話~”トリプル復帰”
”第一話”を書いてからというもの、連日、後方確認できないほどに荷物満載の車で湯里と伊達を往復していました。 あの屋敷をご存じの方はお分かりかと思いますが、ご存じない方はちょっと想像してみてください。
家の前(正しくは下)の道路に車を停めます。
車から降ります。
首を斜め45度に傾けて上を見上げます。
つまり、小山の斜面にその屋敷は建っています。
その山小屋には、車を横付けすることができません。
春には蛇、夏には毛虫と蛙、秋には紅テング茸、冬にはドカ雪の中を車から約30mの距離を登って行きます。
これならアカゲラがコンコンと壁をつつくわ・・・。
納得してしまうような風情です。
遊びに行くなら楽しい。
生活は厳しいっす・・・。
そうです。
ここから荷降ろし・荷積みをするわけです。
とっても重労働です。
でも私、幸か不幸か体力も腕力もあります。
だから、家と車との往復に次第に慣れてくると、手に持つ荷物がだんだん重く多くなります。
私、引越し屋さんになれる気がします。
そんなことより進捗状況はというと、8分というところでしょうか。
湯里から持ち込んだ大量のプラ衣装ケースをルービックキューブのようにクルクルと入れ替えながら積み上げ、しかも隠し、一つも捨てることなく何とか納めました。
これだけは我ながら大満足の技です。
衣類や台所用品は私が担当して粗方処理したのですが、大型家電・遊び道具処理班は夫なので、現在進行形で頑張ってもらっています。
そして昨日・今日は、強力な助っ人URUさんの協力を得て大きな物の運び出しをしてもらいました。
まだ最大の代物、チューンナップ小屋が残っていますが、そちらもまた助っ人要請をして『れん』の庭にデンと建てることになります。
元はごん太がいた場所です。
ごん太の小屋からチューンナップ小屋へと変わるわけです。
さてさて、そんな最中の『れん』再開。
長いお休みを終え、本日、私、カフェルーム≪復帰≫を果たしました。
”むしゃなび”のみの再開告知だったのに、お顔を見せに来て下さったお客様、涙が出そうなほど嬉しいです。
本当に本当にありがとうございます。
そして今期の『校長』を終えた夫も『影むしゃ』に≪復帰≫をいたしました。
今年も、施設管理部長としてあるいはアドバイザーとして、はたまた駄菓子ルーム助っ人のおっちゃんとして活躍をしてくれることと思います。
そういえば今年は『れん』がオープンして7周年記念。
ひょっとしたら、”影むしゃ特別企画”が飛び出すかもしれません!?
そんなことがあったら楽しいなあ♪(笑)と、無責任に思っている私です。
はいはい!
忘れちゃならないもう一つの≪復帰≫。
約1年4カ月ぶりに、蘭越町民から伊達市民に≪復帰≫をします。
「ただいま~!」です。
そんなこんなでトリプル復帰。
伊達市民の皆さま、『校長』で『影むしゃ』の夫ともどもどうぞよろしくお願いいたします(@^^)/~~~