■ − へなちょこ火山同好会 −
先日、有珠山洞爺湖エリアのジオパーク登録更新の審査がありました。
新聞等でご存知の方も多いかと思います。
関係各位は大変ご苦労様でした。
そんな大変な時期に、私も貴重な体験をさせていただきました。
いつも運転中に聞いているHBCラジオ、朝刊さくらいの1コーナーで、いい旅研究室の館浦あざらしさんが『へなちょこ火山同好会』結成し、第一回調査会をする旨話されていたのを聴き、詳細を問い合わせたところ、火山マイスターの案内で館浦あざらし隊長とともに有珠山銀沼火口へ行こうという凄い企画でした!
有珠山登る方は、一度はあの火口へ降りてみたいものだなぁと思いますよね。(あれ?わたしだけ??)
というわけで、何とか時間を作って参加させていただきました。
副隊長には、HBCラジオ『山ガール山オヤジ』の山崎秀樹アナ。
ちなみにあざらしさん、山崎さんともに私とタメの50歳です。
同行の火山マイスター4人、うちお一人は、むしゃなびブロガーのmimi hokkaidoさんでした。
まずはロープウェイ駅集合、会員証代わりのお揃いのヘルメットを受け取り、ロープウェイで山頂駅へ。
そこで出発式をし、登山道へ向け600段の階段を下ります。
そして、いよいよ登山道を外れ、道なき道を♪
気分は川口探検隊です。
そして、3箇所ある噴気孔へ到着。
早速調査開始です。
高度、緯度経度、地表温度、内部温度、その他、私にはチンプンカンプンの調査が続きます。
そして、重要な実験(?)
噴気孔で卵を茹でられるか。
帰りのお楽しみです。
その後、銀沼火口に到着、火口を見下ろしながらのおむすびは、最高に美味し。
昼食後、希望者のみ、いよいよ火口へ降ります。
30人中、希望しなかったのは、まさかの唯一の10代、16歳の山ガールでした。
4歳の山ボーイも降りましたよ。
女性や子どもには、なかなか大変だったと思います。
全員無事に火口へ降り立ち(約1名転がり落ちましたが・・・)、御覧ください!ここでしか観られない『有珠キャニオン』(岡田教授命名)の絶景。
これが観られただけでも参加してよかった。
地面は火山灰が積もり、想像していたゴツゴツではなく、ふかふかで、月面って、こんな感じかなぁ等と思いました。
火口から見上げた空も、忘れられない風景となりました。
もくもくと立ち上る煙(水蒸気か?)、真っ黒に焼けた石炭の様な火口で、様々な調査です。
「こんなに近づいていいのかい?」と思うほど迫力でした。
火口の調査や実験も、無事終え、有珠キャニオンを後にします。(登るのが大変でした・・・)
そして、先ほどの重要な実験の結果。
しっかりと固ゆでに。
次回調査には、美味しい塩を忘れずに持参します。
でも、何もつけなくても美味しいたまごでした。
そして、恐怖の600段の階段を登り・・・・・
場所を移動しての勉強会です。
何せ隊長が、館浦あざらしさんですから、蟠渓温泉の蟠岳荘で、まずは温泉に浸かり、その後火山と温泉について、熱い講義、予想以上にとてもためになる楽しいお勉強でした。
有珠山といえば、8月の9日10日11日の3日間、普段は行けない夜の有珠山で、有珠山頂夜まつりが開催されます。
夜は駐車場も無料になるし、ロープウェイの料金もお得に設定されています。
有珠山頂夜まつり
有限会社 藤鉄工
フジテッコウ
『アートするひと』