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[2017.06.29]
■ ー タウシュベツ川橋梁 ー
 
 
 
 
 
 
 
またしても、ブログの更新が滞ってしまいました。 
 
 
先週末、29回目の結婚記念日に、毎年恒例のプチ旅に出かけてきました。 
 
 
今年は滝川の松尾ジンギスカン本店経由で旭川一泊。 
 
 
2日目、層雲峡で滝を見て、三国峠を越え、糠平へ。 


 
 
 
 
 
 
 
写真は糠平湖のタウシュベツ川橋梁。 
  
 
旧国鉄士幌線跡です。 
 
 
 
 
 
 
 
 
たしか以前、ホテルマンさんも仲間と訪れた記事があったと記憶しています。 
 
 
以前から興味があったのですが、ここへ行くには上士幌の森林管理署という役場で林道の鍵を借りて通行許可証を持っていかなくてはいけません。 
  
役場なので土日は当然お休み。 
 
 
なんとか休暇を取って、初めて行ってみました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
上士幌へは、旭川方面からだと、一度糠平湖を通過して行きます。 
 
 
午後2時少し前に到着し、いざ鍵を借りに行くと、10個ある鍵が、全て貸し出し中!!! 
 
 
「OH MY GOD!!!!!」 
 
 
私がアメリカ人なら、間違いなくこう叫んでいたでしょう。 
 
 
目の前が真っ暗になりました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
貸し出し名簿を確認していただくと、その日に返却する予定が5件。 
 
 
何時に帰ってくるかの保証は無しですが、今回の旅のメインイベントだったので、可能性に賭け、待つことにしました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
役場から現場の橋までは、車と徒歩を併せて1時間弱と予想。 
 
 
という事は、役場が閉まるのが午後5時として、往復2時間使ってしまうと、見学や撮影する時間が・・・ 
 
 
それでも、他に予定があるでもないので待ちました。 
 
 
すると3時過ぎ、1台の車が! 
 
 
 
 
 
 
 
 
目敏くダッシュボードに目をやると、通行許可証らしきプレートが! 
 
 
もう、すぐにその人の背後にピッタリと貼りつき、その足で手続きを済ませてLet's GOOOOOO!!です。 
 
 
その時も鍵を借りに来た人がいたので、危ないところでした。 
 
 
どう考えても5時には返却に来られないので、宿泊する帯広から朝鍵を返しに来ようと思っていたのですが、「返却はポストに投函で結構です。」との事で、無事じっくりと観られる事に♪ 
 
 
 
 
 
 
 
 
初めて間近に見るタウシュベツ川橋梁、石炭輸送の役目を果たし終え、静かに建つ姿、その存在感に圧倒されます。 
 
 
例年、6月の今頃は水が増え始めているとの事でしたが、今年はかなり少ないのか遅いのか? 
橋脚の根元まで地面が出ていました。 
 
 
少しがっかりしたのですが、いや待てよ? 
 
 
普段は水があり入っていけない湖底を歩けるじゃないか。 
 
 
普段は写せない角度から橋を写せるじゃないか、これってラッキーなんじゃないか! 
 
 
またしても、もってる?もってない? 
 
 
全ては気の持ち様、ガッカリしながら撮る写真よりは、ラッキー♪と思いながら撮る写真がいいに決まってます。 
 
 
ウエスタンブーツは泥だらけになりましたが、湖底をずんずん歩き回りながら、撮影を楽しんできました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
過酷な自然の中、毎年水没や積雪、凍結を繰り返し、満身創痍の橋、近い将来、朽ちて崩れ落ちそうな箇所がありました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
今の姿が観られるうちに、機会を作ってまた是非訪れたいと思います。 
 
 
 
 
フジテッコウ
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プロフィール
フジテッコウ Solus
フジテッコウ Solus
 伊達市舟岡町、鉄工所の2代目です。 
 
 
 伊達で生まれ、伊達で育ち、伊達で死んで行きたい。 
 
 
 口下手なつまらないオジサンですが、鉄の話、趣味の話など、徒然なるままに綴っていく予定です、今のところ。 
 
 
  
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