■ − 台風と地震 −
台風21号からの、地震、皆さん、ご無事でしょうか。
虹が出て、強風が吹き荒れ、雷が鳴り響き、そして、未明の大揺れ。
室蘭で独り暮らしをしている娘が、たまたま帰ってきていた時の地震だったのは、不幸中の幸いでした。
飛び起き、一階へ降り、TVを点け、震源地が胆振であったことに驚き、避難できるよう準備をしていたら、停電。
ちょうど台風で停電になるかもしれないと用意してあった道具が役に立ちました。
我が家はガス器具が無く、調理場もIHなので、カセットコンロと、コールマンのキャンプストーブが活躍しました。
会社も電気が無くては何も出来ずお手上げで、会社と親戚の様子を見に行き、帰宅。
早朝から既にコンビニは大混雑で、パンや弁当類は売り切れ。
若干売れ残っていたカップ麺を買いました。
「大変ですね。」とレジの店員さんに声をかけると、「朝4時からずっと、この状態です。」と。
本当にご苦労様です。
社員の親御さんの告別式に参列し、お別れをした時には、付近の家電量販店に、見た事ない人だかりが出来ていました。
娘の部屋へ荷物を取りに室蘭まで行きましたが、国道の交差点には警察官の方達が信号代わりに交通整理、大変ご苦労様です。
娘の部屋(アパート2F)は、冷蔵庫がずれていたのと、バズ・ライトイヤーが倒れていただけで、被害はありませんでしたが、最近のトイレは、停電すると水が流れないのですね、これは各メーカーさんにクレーム入れたいです!
避難準備を整え、冷凍庫にあった食材を消費するため、外でBBQ。
お向かいさんも、同じ考えだったみたいで、やはり外でBBQしていました。
天気が良くて幸いでした。
夕方には市内6カ所で炊き出しもありましたが、困っている方々に行きわたりましたかね、ちょっと心配です。
汗をかいたので、水のシャワーを浴びました。
昔、プールで浴びた以来の冷たさですが、断水している地域もある事を考えれば、本当にありがたい、スッキリしました。
携帯電話も繋がりにくくなり、当然バッテリーも減り、10時前には親子3人川の字になって就寝。
カーテンを開けたまま、普段見た事ない満天の星空に抱かれて。
夜中、ふとトイレに起きると、階段の方が明るい!?
長引くと思っていた停電から復旧していました。
混乱の中、電力復旧のために必至で作業してくださった、いや、今もくださっている皆さんに、心から感謝いたします。
そして今朝、日常を取り戻したかのような穏やかな朝を迎えましたが、TVから流れる、大好きな厚真町の惨状、本当に大変な事が起きてしまったのだと、あらためて思い知らされます。
いたずらに不安を煽るわけではないですが、東日本や熊本の震災の時も、二日後に更に大きな地震が起き、あの災害をもたらしたそうです。
引き続き、万が一に備え、また大きな地震が起こっても命が守れるように心がけなくてはいけませんね。
くれぐれもご安全に。