■修学旅行・スキー学習第四弾♪~ノリノリガールズ達の記録
今回は、兵庫県からお越しのS高校女生徒さん9名です。 前回に引き続き、関西特有の素敵なノリの良さで、皆元気一杯。
運動部の生徒さんは一人もいないのですが、みんなスキーセンスがいいのです。
初日は、リフトが使用禁止だったので、ひたすら登っては滑り、滑っては登りの繰り返し。
少ししんどそうでしたが、「痩せるから頑張ろうね~」と励ましながら、なんとか二時間を終えました。
はい、そして二日目。
この班なら行けそうだわ♪
前日、一度もリフトに乗らなかったのですが、前回の学校に引き続き、「行け行けモード」でゴンドラに乗り、いざMt.West頂上へ。
タイミング良く晴れたので、まずは写真撮影♪
残念ながら、羊蹄山は見られませんでしたが、素晴らしい眺めを楽しんでもらえました。
ところで、今回のゲレンデ状況は、決して良い状態ではありませんでした。
雪こそ良かったものの、全道の中学校スキー大会開催中で、選手・指導者・応援者で混雑している上、土日なので一般のお客様もたくさんいらっしゃったのです。
選手達は、レースのイメージを作りながらカッ飛ばし、ゲレンデの人々をポール代わりに、際をすり抜けて行くのです。
この中から、オリンピック選手が出るのかもしれません。
でも、必死で頑張っている生徒さんたちは、びっくりしてしまいます。
その上、「吊られ現象」が起き、皆もついうっかりと限界スピードを越える早さで滑ってしまうのです。
そして、そのままスッテーン…。
選手の少年達!もう少しマナーを守ろうねー!
それでも彼女達は、「転んで起き上がって板を付けて滑り出す」という一連の動作が、素晴らしく早くなるという思わぬ副産物を手に入れました。
「こんなこと…」と思われるような技術でも、結構役に立つものです。
無駄なことは何もありません。
さて、ではここで11班のメンバー紹介~♪
A.Mさん。ソウルを歌うバンドのボーカル。
11班の特攻隊長で、何をやっても豪快!
でも三日目には、安全な滑りを見事身に付けました。
U.MさんESS所属。
きっと英語ペラペラなのでしょう。羨ましい…。
ストックの構えがずっと気になっていたのですが、三日目にして格好良くなりました。足捌きは文句なし!
K.Yさん。クラリネット奏者です。
ゴンドラ・リフトなどの乗り物には、めっぽう弱いのですが、滑り出したら結構スピーディー。
ニコニコ笑顔でしっかりプルークボーゲンをしていました。
Y.Rさん。小さな体のホルン奏者です。
班一番の元気印!やる気も満々!
潔い滑りで、力強いパラレルを見せてくれました。
K.Yさん。60万円もするサックスを吹いています。
何十回と転んだ彼女ですが、へこたれること無くついてきました。
最後の一本は転ばなかったよね♪
敢闘賞ものです。
S.Sさん。陸上部のマネージャーです。
一番びっくりしたのは、歩く速さ。
ダルマのように着込んで、堅いブーツを履き重い板を担いで、そんじょそこらの男の子よりも速く歩くのです。
ですから、納得の脚力でしっかり板を踏み、左右バランス良く滑っていました。
M.Nさん。彼女もESS。
しっかりものの、お姉さんタイプ。
滑り出すと「キャ~」と可愛い声を上げるのですが、足捌きは中級者レベル。
きれいなパラレルで滑っていました。
W.Rさん。フルート奏者です。
とてもおとなしげな彼女ですが、おすまししながら、結構どこでも飄々と滑って来ます。
安定したプルークボーゲンを見せてくれました。
T.Aさん。バンドのドラム担当です。
人一倍負けず嫌いかな?
初日は、横歩きで斜面を登るのもおぼつかなかったのですが、最終日には人違いかと思うほどに上達しました。
根性ある女の子です。
という訳で、音楽関係で頑張っている生徒さんが多いのです。
なるほど、ノリが良いのもうなづけます。
最終日三日目には、Mt.lsoraの山頂から滑って来ました。立派立派!
こうして二日半のレッスンは終了しました。
朗らかで明るい彼女達との時間、私にとってもとても楽しいものでした。
夕べは仮装大会があると言っていたけれど、見たかったなあ…。
楽しい交流会になったことでしょう。
みんな~!元気でね♪
<S高校11班の皆さんへ~>
1月6日のブログ「言葉はいらない~」の写真が、吹雪で見ることが出来なかった、Mt.Isora頂上の景色でーす☆