■笑顔とラズベリーとさくらんぼ。
摘みたてのラズベリーを抱え、3年ぶりの笑顔を見せにNさんがやって来てくれました。 「ラズベリーを摘んでいたら、理恵に持って行きたくなって来たのよ。」
15年ほど前、ラズベリーが自生している秘密の場所に、Nさんと小学生だった息子と3人で摘みに行ったことがありました。
3人とも手を真っ赤にして、時々のつまみ食いで舌も真っ赤にして、服にもポツポツとシミを作りながらの収穫作業でした。
でもそれらは帰ってから気づいたこと。
夢中で摘んでいたので気が付かなかったのです。
おまけに息子と私の足を見たら、切り傷だらけ。
ラズベリーには棘があるのですね。
自分の足を見た息子は急に痛くなったらしく、楽しかった満足感と傷のショックで複雑な顔をしていました。
懐かしい。
収穫量は大量でした。
それらは全て、美味しい美味しいジャムやソースになりました。
そんなことを思い出しながら作った今回のジャム。
お友達の庭で収穫したというそのラズベリーは、あの時のものよりも大ぶりで虫もいませんでした。
でも、味はあの時と同じです。
他の果物には表現出来ない素晴らしい香りが、店いっぱいに広がっていました。
でも何よりも、3年ぶりの笑顔が嬉しかった。
Nさん、ありがとうございました。
替わって今度はさくらんぼ。
いつも笑顔の影むしゃが、余市でさくらんぼを買って来てくれました。
閉店間際に駆け込んだお店は『くだもの直売店もり園』さん。
森さんのおばちゃんとすっかり仲良くなった影むしゃは、「最後だから」といっぱいおまけをしてもらったのだそう。
どこへ行っても、その辺に居る人に、すぐに笑顔で話しかける影むしゃ。
その行動に驚かされることもしばしばです。
そんな調子だから、20年以上ここに住んでいる私より、ご近所さんとも親しくなってしまいました。
話が逸れましたが、そんな訳でさくらんぼも美味しいジャムになりましたよ。
近々、スイーツメニューに姿を変えて登場すると思います。
おっと。
ラズベリーの方は、今週のAセットのデザートに登場中です。
ところで昨日、東京支部長がご来店。
札幌のご実家から、あの豪雨の中、大雨洪水警報や土砂崩れ警報が出ている道を通ってやってきてくれました。
そして豪雨の中、影むしゃの案内で市内観光。
そして豪雨の中、洞爺湖温泉の露天風呂に浸かって来たようです。
『れん』に戻って来た時には雨も上がり、二人でこの笑顔。
帰り道は、警報通りに崩れた道を避け高速道路を利用されたようなので安心しました。
さて明日は、いつもは冬にしかお会いできない3つの笑顔が訪ねて来てくださいます。
楽しみです♪