■謝謝。 是味道好的烹调。
結婚式前日の早朝に伊達を発った私達は、小樽から向かっている母・影むしゃ弟家族と千歳空港で落ち合いました。 6人揃い、東京への旅の始まりです。
でも本当はもう一人いるはずでした。
姪っ子Haちゃんの兄、甥っ子のKe君です。
Ke君は、青春の旅のさなかでした。
この日は栃木県の「日光を探索中」とメールが入りました。
この旅で、きっと”何か”を掴んでくることでしょう。
”少年よ大志を抱け!!”ですね。
美男美女カップルの影むしゃ弟夫妻の子供たちは、たぶん『嵐』でも『AKB48』でも入れます。
ふふっ・・・、叔母バカですが・・・(笑)
昼頃羽田空港に到着すると、影むしゃ兄夫妻が大きな車で迎えに来てくれていました。
新郎・新婦自ら、何から何まですべてお膳立てをしてくれています。
そのご苦労たるや知るに余りあります。
感謝感謝です。
『横浜みなとみらい』のランドマークタワー・観覧車・パシフィコ横浜が見えてきました。
そして早速向かってくれたのは、「まずは腹ごしらえ」と横浜中華街です。
15~6年ぶりの中華街に、少々興奮気味の私。
けれど、その熱を上回る横浜の灼熱に負けてしまいました。
息も出来ないような感じがするほど、半端じゃない暑さでした。
伊達に居て、「暑い~!もーありえなーい!」とか言っていた私は甘かった・・・。
でも、人間の順応性って素晴らしい!
慣れるのですね。
「平気♪」とまでは言えないけれど、「息できてるよ!大丈夫だよ☆」と体が認知し対応するのです。
妙に感動してしまいました。
過去に何度か来ているはずなのに、店の移り変わりが激しいのか、私の記憶が怪しいのか、どこをどう歩いたのか全く思い出せませんでした。
各店、呼び込みに必死です。
そしてその声は、中国語なまりの日本語でした。
華僑の方というよりも、留学生のアルバイトといった感じの印象を受けました。
そして、連れて行ってもらったのはここ。
広東料理のお店『菜香』です。
横浜理恵さんセレクトです。
とても気の利いたお料理が並びました。
左の籠、手前から時計回りに。
ピータン・かぼちゃとレンコンの黒酢煮・エビマヨ・家鴨の紹興酒焼き。
右の籠、手前から時計回りに。
フカヒレスープ・渡りカニの茶わん蒸し・クラゲと胡瓜の梅合え・エビの湯葉巻き煮。
この他に、あんかけチャーハン・エビしゅうまい・エビのウェハース巻き・デザートが付きます。
お品書きはほとんど私の勝手な命名ですが、味から想像するとこんな感じです。
少量ずつですが、品数が多く大満腹大満足でした。
謝謝。
是味道好的烹调。
一同ポンポコポンのお腹を抱えて、一路箱根を目指しました。
一方、横浜理恵さんのご両親とお兄様グループは、バスとJRと小田急とタクシーを乗り継いで、遠路はるばる箱根を目指していました。
私達ばかり楽をさせていただいて、本当に申し訳なかったです。
夕方5時、ようやく箱根宮の下の宿泊ホテルに到着しました。
この後6時からの豪華会食に備え、影むしゃと二人で腹ごなし散歩へ出掛けました。
寄り木細工のお店や骨董屋がポツンポツンと建っていました。
けれども、入らなくても分る様な「高価なんだからねっ」という感じの陳列に気おくれして入れず、外から硝子越しに覗くだけにしておきました。
有名な「嶋写真館」もありました。
誰もが知る署名人の写真が多数飾ってありました。
ガラス越しに店内を覗くと、大きな肖像写真が・・・。
・・・と思ったら、お店番のおばあちゃんでした。
店内の写真と一体化して、気品溢れるお顔で微動だにせず座っていました。
味わい深いお店でした。