■Helen Adams Keller・Charles Chaplin・John Lennon and Rietty?
箱根の宿泊場所は宮の下温泉の富士屋ホテルでした。 創業1878年の老舗ホテルです。
本館は唐破風の玄関を持つ木造洋風建築です。
関東大震災の際もガラス戸一枚割れずに残るほど、強固に建てられているのだそうです。
私達は本館の向かって左手に建つ花御殿に泊まらせていただきました。
上が本館で下が花御殿です。
花御殿は、当初外国人宿泊者専用に建てられたものでした。
昭和天皇はもちろんのこと、ヘレンケラー・チャップリン・ジョンレノン一家などの著名人も泊まったそうです。
昨日のブログに書いた『嶋写真館』にも彼らの写真が飾ってありました。
歴史に名を残す方々と同じ廊下を歩き、同じドアに手を掛けることが出来たこと、とても光栄です。
残念ながらRiettyは歴史に名を残すことはなさそうですが、生涯に一度あるかないかの贅沢な時を過ごさせていただきました。
昼間の広東料理も少しの散歩でこなれたようで、終始和やかに進められた夜の会食も、提供されたお料理は全て残さずいただきました。
その素晴らしいお料理はこちら。
お酒のラベルにもあるここ『菊華荘』は、明治28年に皇室の御用邸として建てられたものです。
その後、高松宮様の別邸となったのち富士屋ホテルの別館として、6つのお食事部屋と3つの宿泊部屋が用意されているのだそうです。
素晴らしい建築物のお部屋で、素晴らしい器で、素晴らしいお料理に舌鼓を打ち、高貴な皇族の一員になったかのような気分を味あわせていただきました。
最後に記念写真を撮り、翌日に備えて早めのお開きとなりました。
そして、挙式の模様は一昨日の通りです。
横浜中華街での時間も、富士屋ホテルでの時間も、箱根神社での時間も私にとっては夢のようでした。
でも、影むしゃ兄と横浜理恵さんにとっては『現実』への第一歩。
素敵な夫婦になること間違いなしです☆
私達も負けてはいられませんよー(*^^)v
はい。
それでは、お待ちかね(?)お決まりやっちゃいました編を少しだけ ^_^;
1年に一度着るか着ないかのスカートORワンピース。
今年は機会あって数回着ています。
で、今回も着ましたよ、一張羅のフォーマルドレスを。
だから、数年に一度履くか履かないかのハイヒールを履いたのです。
しかも頑張って8cmのヒールを。
割れかかった脹脛に8cmのヒールは、我ながらハッキリ言って不気味でした。
しかも腰をまっすぐにして立てないし。
無理してカッコつけるんじゃなかった・・・。
お陰で、新郎・新婦にまで心配されるほど元気をなくしてしまいました。
もう最低dayo・・・。
もちろん、帰ってから即ゴミ箱行きです。
そして、ある場所のトイレの中でのお話。
洋式トイレに座り用事を足そうとした時、何かがもぞもぞ腕の辺りで動いている。
ん??
と、腕を見て青ざめました。
なんと大きなスズメバチが手首から肘方向に歩いているではないですか!
大声を上げそうになったのを必死で飲み込み、「落ち着いて!」と自分に言い聞かせながら、ハチを出来るだけ興奮させないように腕を揺すりました。
するとスズメバチはゆっくり窓の方へ。
再びこちらに戻ってこない内に、急いで、けれどしっかりと用事を済ませてそっとドアの外へ出ました。
意外なほど冷静な対処に自分でもビックリ。
私、土壇場に強いタイプかもしれません。
昨年の”湯里スズメバチ事件”を思い出しました。
今回の主人公が、あの時刺された影むしゃじゃなくて良かった…。
すぐにその施設の方に状況を伝えると、その方は慌ててスプレーを持ち、ハチ退治へと飛んで行きました。
しばらくの間、そのトイレでは「シューシューシュー」と聞こえていましたよ。
ハチより殺虫剤の方が危険なんじゃないかと心配するくらいに。
次回から他所のトイレへ行く時は、脱ぐ前に回りを確認したいと思います。
皆様もどうぞお気をつけて<(_ _)>