「いとをかし」な日々

がキャッチフレーズの『別海町パイロットマラソン』に出場してきました。 
 
 



4時間47分かけて、まっすぐな田舎道になんとかぎりぎり耐えてきました。 
 
お陰様で初マラソン完走しました。 
 
前回の洞爺湖でのことがあったので、正直自信はありませんでした。 
 
でも。 
 
強制収容されず、決して棄権せず、どんなに膝が痛くても、「絶対にゴールする！」という固い決意はありました。 
 
沿道の人の声援が。 
沿道の牛の「モウ~！」とかぐわしき香りが。 
「折れない心」と書かれた牧草ロールが。 
大会関係者の方々の温かさが。 
Phitenの方々のテーピングが。 
友達の応援が。 
家族の応援が。 
 
それらすべてが心の支えでした。 
みんなみんなありがとう。 
本当に本当にありがとう。 
 
ゴールゲートで最後の計測マットを踏んだ時。 
「やったー！」ではなく、「終わった。」でした。 
 
そして。 
短すぎた練習期間でここまで走らせてくれた影むしゃに、涙声で「ありがとう。」と言いました。 
ゴール出来たら、一番先に言いたい言葉でした。 
同じように感動に浸っていた影むしゃには聞こえなかったらしいけれど。 
 
そして。 
あちこち痛い体を引きずりながらも心は軽く、ふるまわれたあつあつの鮭汁が美味しくて美味しくて。 
しみたなあ・・・。 
 
あんなに辛かったのに、ゴール直後にもフルマラソンは二度とごめんだとは思いませんでした。 
マラソンの不思議な魅力にはまってしまったかもしれません。 
それが証拠に帰りの車の中で、次はどの大会にしようかな？と北海道マラソン大会ガイドブックをめくっていました。 
 
「そんなに体を痛めつけてバカだねぇ。理解できない。」 
と八重ちゃんが言いました。 
正しい意見だと思います。 
でも。 
八重ちゃんはテレビで放映されるマラソン大会を三時間近く観ている人です。 
だから。 
大会会場に来たら、喉を傷めるほど応援してくれるはず。 
 
また一つ、かねてからの夢が別海で叶いました。 
幸せです。 
ありがとう。 
 
おまけのレポートはまた明日。 
 
まだ余韻に浸っています。