■言葉はいらないpart2~ケラマからの便り
hazurinさんから、うっとりの写真が届きました。 昨年の暮、沖縄はケラマの海に潜ったときに撮った写真だそうです。
とてもたくさんの海中写真を届けていただいたのですが、5枚しか載せられないので、悩んで悩んで厳選した5枚です。
ゆっくりとご覧くださいね。
もう気分はダイビング♪
「コブシメ」
~琉球列島、インド・西太平洋の熱帯海域沿岸に棲む「コウイカ科」のイカで、体長50cmにもなるそうです。
擬態する時などの”ねぼけた”というか、”とぼけた”お顔がなんともユニーク。
hazurinさんは、この大きな体でも愛らしい「コブシメ」にどうしても会いたかったのだそうです。
そうそう、沖縄で食べたイカの刺身は、厚さが1cmくらいあったのだそうです。
そんな厚さじゃ、「イカそうめん」ならぬ「イカうどん」ですね。
「クマノミ」
~ご存知”ニモ”。
クマノミ類は、千葉県以南の浅海のサンゴイソギンチャクや、イボハタゴイソギンチャクなどと共生するのだそうです。
日本産では6種類いるらしいのですが、届いた写真には5種類のクマノミが写っていました。
全部お見せできないのが残念...。
「ハナゴイ」
~写真では青く見えますが、実際には赤紫色だそうです。
体長は12cmほどで、八丈島及び高知県以南の珊瑚礁域の外縁部で群れで泳ぐ魚です。
こんなに綺麗な魚の群れに出会えたら、浮上したくなくなるでしょうね。
「アカマツカサ」
~寿司屋の水槽じゃないですよ(笑)
小笠原、琉球列島以南~インド・太平洋域の主に珊瑚礁にすむ、キンメダイ科の魚です。
でも、”キンメダイ科”だけあって、煮付けにしたら美味しそうだなあ...。
オット イケナイ...
「ケラマハナダイ」
~南日本、インド・太平洋域の水深15~30mの岩礁域にすむ魚です。
「ケラマ」と頭に付くくらいだから、ケラマで初めて見つけられたのかしら?とか、「ケラマ」にしか棲んでいないのかしら?と思っていたのですが、高知や和歌山でも発見されているようです。
なんとも可愛いピンク色ですね。
本当は、まだまだご紹介したい魚達の写真がたくさんあります。
私が以前ダイビングをしていた時は、もっぱら積丹半島でしたので、出会える生物は、ほとんどモノクロの魚や、昆布などの海藻類ばかりでした。
稀に間違って来ちゃいました...って感じの、綺麗な魚もいたのですが、めったに出会えませんでした。
いつかは沖縄・伊豆・串本などのダイビングスポットへ潜りに行きたいと思いながら、結局止めてしまったのですが、こういう写真を見ていると、また虫が疼き出します。
はぁ...。
でも、「いつかはきっと...」という気持ちは、たぶん持ち続けるんだろうなぁ...
だって、海は大好きなんですもの。