■何度目の流行りだろうか?
生まれてから○○年。 このような柄の流行を何度か経験しています。
流行って繰り返すのですね。
それは雪モチーフだったり、鹿モチーフだったり、森モチーフだったり。
この秋冬大人気のノルディック柄のことです。
ノルディック模様は、北欧ノルウエーに古くから伝わる伝統的な柄。
今年大流行した「山ガール」に「アウトドアガール」はもちろん、一般のファッションにも多く取り入れられています。
「白い季節だけのギャラリー」だって、そのブームに乗り遅れてはいませんよ♪
『駄菓子カフェれん』マイページの”イチオシ”でもご紹介しましたが、kusariさんが編んだノルディック柄のミトン。
とっても可愛いです☆
ね?
棒針編みで編み込み模様を施してあるし、手首のところを長く編んであるからすごく暖かいのです♪
編み込み模様は、寒い地方に住む人の知恵なのですね。
そこのところが二重になるから。
一方、アイルランドのアラン地方を発祥とするアランセーターは、フィッシャーマンズ・セーターの一種です。
日本には1960年代に入ってきたと聞きますが、こちらも寒い海で働く人たちのために縄編みを施して、暖かく着られるように工夫をしています。
今のノルディック模様ほどではないけれど、根強い人気を誇る伝統的なアラン模様。
私はどちらかというとこちらの方が好きです。
それは恐らく、子供の頃に母が縄編みのセーターを良く編んでくれたから。
たくさんあったはずなのに、今では一枚も手元になくなっていたのですが、先日思いがけずAさんからアラン模様のセーターを二枚いただいてしまいました。
一枚は真っ赤なセーター。
もう一枚はチャコールグレーのセーター。
どちらもとっても気に入りました。
それに本当に暖かい。
この冬、CamCarで大活躍しそうです。
ところで、アラン模様にはそれぞれに願い(思い)がこもっているのだそうです。
綱をねじったような模様は「安全と幸福をもたらす命綱」。
赤いセーターの中央の模様は「故郷を懐かしんで思い出す」。
長期間故郷を離れて海へ出る父や夫への思いが込められていたのですね。
アラン模様も再び流行する日が来るのかな?
その日が来ても来なくても、大切に着させていただきたいと思います。