■しばし夢の館へ。
昨日今日、またまた中山峠スキー場で修学旅行生のスキーレッスンがありました。 今シーズン、中山峠での修学旅行レッスンはこれで最後のはずです…?
今回は、兵庫県のN高校女子10名の皆さんでした。
こちらの学校はほとんど毎年担当しているのですが、とにかく女子が元気です。
マイナス12度という極寒の中、手足の感覚も鈍り、髪の毛も鼻の中も凍り、口も回らなくなるほどの寒さを蹴飛ばす勢いで、明るく元気一杯、そしてやる気も満々な女子たちは二日間を果敢に滑り切りました。
スキーは”生まれて初めて”という3人を含む初級班。
初日の午前中、困ったことに「恐い」「ムリ」「もう滑りたくない」「午後からは休みたい」を連発し、泣きだす寸前の生徒さんもいました。
正直私もよわりましたが、何故か「この子は絶対に乗り越えられる!」と信じることが出来ました。
なんでしょう?
親業経験者の勘かな?
ところで本日二日目、だいぶノリが良くなってきたところで我が22班の禁止用語を作りました。
それは、「恐い」「ムリ」「ダメ」の三つ。
「この言葉が出そうになったら、『イケル!!』って言おうね☆」
すると、率先して「もう滑りたくない」と言っていた生徒さんが『イケル!!』と何度も大きな声で言ったのです。
結果、この生徒さんは見事に下の急斜面もシュテムターンで滑れるようになりました。
嬉しかった~!
もちろん、他の生徒さん達もメキメキと目に見えて上手くなりました。
さすがN高校の生徒さん達♪
前向きで強い精神力は、学校の伝統のようです。
気の持ち方一つで、泣きたくなるほど苦手なものも克服できるということを、10人の女子たちに教えてもらいました。
私も夢のように楽しい二日間でした。
ありがとう!みんな!
さてさてそれではもう少し夢の世界を・・・。
ちなみにインストラクターたちが寝泊まりするのはこの館ではありません。
ここは、しばし現実から離れにフラッと遊びに行ったりする館付近です。
さあ!
いよいよ明日からルスツで滑れまーす♪
現実現実(*^^)v