■修学旅行・スキー学習第十弾♪~GO!GO!愉快なイケメン軍団
今回は、今シーズン初めての関東勢、埼玉県からお越しのK高校、男子生徒さん10名です。 レベルはS、A~Dと5段階に分けてあり、我が41班はCレベルでした。
今までの経験から考えると、1・2回は滑ったことはあるけれど、とりあえずハの字で滑って止まれます…という程度なんだろうなあ…と、推測しながら開校式に向かいました。
ところが、驚いたことになかなかのセンスなのです。
しかも、「これってジャニーズの面接?」って思うくらいにイケメン揃い♪
滑りのほうは、一本目こそ怪しかったものの、二本目を見た時には、「この班はイケる!」と感じる滑りでした。
そして、その見込みはハズレではなく、全員が一本毎にメキメキと上手くなって行ったのです。
こうなるとレッスンしている私としても、とってもやり甲斐があります。
今回は、レッスン時間が長い上に、果敢な青年たちがどんどん急な斜面へと行きたがり、これまた見事に滑り降りて来るので、私もいつもの3倍くらいは滑ったような気がしてしまいました。
さて、そんな優秀な生徒さん達をご紹介しますね~!
I.S君 サッカー部所属です。
そのせいか、膝の使い方がとても上手。
彼は、聞くところによると、文系では成績が学年で一番なんですって!
さっすが~!なるほどスキーも抜群の滑りでした。
今度は是非検定にもチャレンジしてみてね!
W.D君 バスケ部所属です。
他の部員が次々と辞めていく中で、彼は粘り強く残って頑張っているのです。
そんな根性の持ち主だから、たまに気弱な発言をするわりには、力強い滑りを見せてくれました。
A.Y君 笑顔が素敵なサッカー部員です。
シャイな彼は、口数は少ないのですが、コソッとウケをとっていました。
滑りの方は、「やっぱりサッカー部は上手いなあ」と改めて思わせてくれる滑りでした。
O.R君 サッカー部所属です。
彼は、I君に次いで学年2番、そして41班のムードメーカーです。
ちょっと目を離すとお笑いに走る彼は、3つのギャグを生み出し、要所要所で使ってはウケを狙っていました。
…ったく…と思いながらも、うっかり笑ってしまう私でした。
滑りはハナマルだったよ!
O.Y君 バスケ部所属です。
少し頼りなげなところもありましたが、実は内に秘めた勇気を持っているのです。
一本毎に自信を付けていく様子が、見ていて分かりました。
どんな斜面でも、常に安定した滑りを見せてくれましたね。
O.F君 ラグビー部所属です。
転ぶ時はとても豪快で、見ていてヒヤヒヤものなのですが、さっすがラグビー部、びくともしない強靭な体です。
アドバイスすればするほど、どんどん上手くなるタイプの彼は、きれいなフォームで繊細な滑りを見せてくれました。
I.T君 ウェートリフティング部所属です。
100k以上もあるウェートを持ち上げる姿は、甘いマスクからは想像できません。
ゴンドラが大好きな彼は、キャビンを持って帰りたいと言っていました。
あんなに気に入ってもらえて、出来ることならプレゼントしたいくらい(笑)。
滑りは、ジワジワとウェートを持ち上げるように、メキメキと上手くなって行きました。
K.Y君は唯一の帰宅部さんです。
でも、元少年剣士で2段の腕前なのです。
初めの内に目立った、良くないポジショニングもすぐに直り、一本毎に確実に上手くなって行きました。
そう 剣道経験者は、足裏感覚が鋭いので、コツを掴むのが早いのです。
S.T君 ウェートリフティング部所属です。
ここの学校のウェートリフティング部は、何年か前の世界選手権へ、選手を輩出したことのある名門校なのです。
常にウェートを持っているかのごとく、足を踏ん張りすぎ、なかなか思うように滑れなかったのですが、きっと忍耐強く、静かな負けず嫌いなのでしょう。
その姿には見習うべきものを感じました。
本当に良く頑張って、最終日には見事に変身し、軽快な滑りを見せてくれました。
T.T君 野球部所属です。
レッスン開始早々、「疲れた疲れた」を連発していたので、「う~ん先が思いやられるかな」と心配したのですが、「な~んだうそばっかり!」。
終始明るく笑顔の彼は、直滑降が大好きでハナマル元気♪
気が付いたら、「楽しい!」を連発していました。
「好きこそもののじょうずなれ」の格言通り、滑りもドンドン上手になっていきました。
以上10名の愉快なイケメン軍団は、5時間半のレッスン+フリー滑走もあって、スキー漬けの三日半を過ごし、次の目的地札幌へと向って行きました。
あ~マズイマズイ…ウカウカしていると追い越されそう…。
そんな勢いの軍団でした!