■修学旅行・スキー学習第十一弾♪~ばってん 箸が転がっとっとー(合ってる?)
今回は、九州は福岡県の博多J高校女子9名の皆さんです。 「箸が転がっても可笑しい」年頃って、あるんですよね。
私にもこんなに可愛い時代があったのかしら?
今なら、箸が転がって床に落ちようものなら、「ゲッ!洗い物が増えた...。」って思って、ちっとも笑えないのに...。
ルスツ到着が16時頃だというのに、17時半からレッスン開始という超ハードなスケジュールで、夕飯はレッスンが終わるまでお預けと言う厳しさに少々驚きながら、私は開校式に向かいました。
そして再び驚きました。
なんて元気に挨拶をする生徒さん達なのでしょう!
「ナイターレッスンかぁ...」と、ちょっとブルーだった気持ちも、感心するほど元気な生徒さんたちの声で、すっかり吹き飛んでしまいました。
さあ、いよいよ開始です。
久々に、「全く滑ったことがありません。」という生徒さんばかりでしたが、とにかくやる気は満々。
そして、笑い出したら止まらない止まらない。
でも、兎にも角にも好調な滑り出しでした。
二日目も、転ぼうがぶつかろうが、上手くいこうが失敗しようが、キャッキャキャッキャとほんとに良く笑う彼女達は、終始楽しそう。
怪我でもしなければいいけれど...という私の心配をよそに、結局最終日までそのテンションは継続しました。
そして、「もっと滑りた~い!帰りたくな~い!」と、イントラとしては最高の言葉をいただいて、二日半のレッスンは、無事終了したのです。
はい、それではそんな彼女達をご紹介しますね♪
I.Eちゃん。Eちゃんは、英語を習っているんですって。
「じゃあ しゃべれるのね?」と聞いた時の受け答えは、大分しゃべれると見たよ。
いいなあ…私も勉強したい…。
ゲラゲラ笑いながら止まる姿は、ちょっと危なかったけど、滑りでは、ポジションの良さが光っていました。
I.Mちゃん。Mちゃんは、頼りになる班長さんです。
そして同時に、ゲラゲラ隊長でもあります。
楽しいお話をたくさん聞かせてくれてありがとう!
初めは、全く止まらない爆走型でしたが、最終日には安全な速度コントロールを出来るようになりました。
I.Sちゃん。敬虔なクリスチャンのSちゃんは、レッスン最終日の日曜日の午前中3時間分を休み、近くの教会に礼拝に行ってきました。
どこにいてもお努めを果たす彼女は立派です。
午後からは一緒に滑ったのですが、午前中のブランクを感じさせない滑りでした。
I.Cちゃん。Cちゃんはあどけない笑顔に不釣合いなスピード狂。
「ワ~!キャ~!」と叫びながら滑る割には、かっ飛び娘なのです。
初めの内は、”出ちゃいました”の速さでしたが、最終日後半には、”出しています”の速さでした。
しっかりコントロール出来てたね。
O.Kちゃん。Kちゃんはブラスバンド部所属です。
コントラバスを担当しているんですって。
初日、歩く練習をした時から、実は一番心配していたのですが、そんな心配は無用でした。
ちゃ~んとIsora山頂から滑り降りてきたのですから。
O.Mちゃん。Mちゃんは水泳部所属です。
平泳ぎが得意なんですって。
だからなのね。
プルークの形にした時の、足の開き方がとてもきれいでした。
途中調子を崩したけれど、すぐに立て直し上手に安定した滑りを見せてくれました。
O.Aちゃん。Aちゃんは演劇部所属です。
もっとも、まだ部活動としては認められていないらしく、まだ”サークル”だということでした。
どんな斜面でも、余裕さえ見せる彼女は、淡々と飄々と適切なリズムを持って滑っていました。
K.Mちゃん。ESS所属です。
Mちゃんも謙遜していたけれど、きっと英語ペラペラなのでしょう。
羨ましい…。
おとなしい彼女は、ずっとゆっくりマイペースでしたが、最終日にプルークターンを教えたところ、もうちょっとでパラレルというところまで上達をしました。
S.Nちゃん。ほんわか癒し系のNちゃんですが、なんとバンドでドラムを担当しているのです。
そう聞いた後でも、なんだか信じられなーい。
だって、彼女の雰囲気から言えば、せいぜい小太鼓くらいのイメージ(笑)。
滑りは、やっぱりほんわかムード漂う滑りでしたが、最終日にはさすがドラマーって感じの、逞しい滑りに変身していました。
以上9名、我が23班の女の子達は、「ばってん箸がころがとっとー」のノリは、最後までキープしたままで、本当に賑やかに二日半を終えました。
さて みんな~…謎を解くキーワードは、「20」でした♪