■修学旅行・スキー学習第十二弾♪~参りましたの口八丁軍団
いつも「いとをかしな日々」を読んでくださっている方なら、カテゴリを見て、「え?」っと思ったことと思います。 だって、「修学旅行~」の時のカテゴリは、いつもなら「立派」だから。
もちろん今回も「立派」だったのですが、それを上回る「おもしろい」だったのです。
はいその主人公は、兵庫県I高校の男子13名です。
我が19班の生徒さん達は、全員が「スポクラ」。
さて、ここで問題です。
「スポクラ」って、なんだと思います?
それは、”スポーツ好きな根暗”じゃなくて、”スポーツクラス”の略なのです。
ほとんどの生徒さんが、スポーツ特待生。
だから、スポーツなら任せとけ!の頼もしい面々...のはずが...。
「任せとけ!」なのは、「お口」の方。
イマドキのスポーツマンって、こんな感じなの?と、疑ってしまうほどに「お上手なお口」。
私なんか、リップサービスのオンパレードで持ち上げられ、お世辞とは分かっていても嬉しいやら恥ずかしいやら、もう参りましたって感じ。
そして、出ました出ました関西人気質。
何かしゃべったら、必ず笑いを取らないといけないという使命感のような物を持っているらしく、何よりも「スベル」のが怖いらしいのです。
しこたま、笑わせていただきました。
三日間、レッスンをしたというよりも、なんだか一緒に遊んじゃった♪って感じでした。
あ~おもしろかったぁ♪
それでは、そんな口八丁軍団をご紹介しま~す。
S.K君。バスケット部所属です。
責任感が強い彼は班長さんとして、優しい笑顔と共に、しっかりと私をサポートしてくれました。
滑りは、とても軽快でした。
リズム良く、板を走らせていましたね。
N.G君。バスケット部所属です。
実は石川県出身なのですが、すっかり関西人になっていました。
滑りながらも、常に何かパフォーマンスをしないと気が済まない性質のようで、落ち着きがないったらありゃしない...でも、つい笑ってしまう私でした。
滑りは、まあその位の余裕があるんだよっ!てところを見せてくれました。
I.S君。剣道部所属です。
昨年の新人戦では、近畿地区で優勝した凄腕。
スキーは、今回初めてだったのですが、やっぱり剣道をやっている人は、上達が早いのです。
あっという間に上手くなり、ヒュンヒュンとパラレルで滑っていました。
K.S君。柔道部所属です。
足のサイズは30cmで、体も大きな彼は、初日の午前中には、「ハの字」をキープできず、止まる事もできず、「もうムリっす!」と諦めかけていました。
「この班で頑張るなら、泣き言言っちゃダメよ!」と、私に激を飛ばされながら、本当に良く頑張りました。
最終日にはイゾラの山頂から滑り降り、閉校式には、全員の前でデモンストレーションをしたのですから!
K.A君。ハンドボール部所属です。
初日の午前中に、ポロッと漏らしたあなたの言葉、「スキーなんかできなくても生きていけるワ!」。
聞き逃さなかったよ~(笑)
でも、どうでした?
時間を追う毎に上手くなっていった彼は、二日目後半からは終始笑顔で、皆に負けじとネタ飛ばしをしつつ、楽しそうに滑っていました。
K.A君。バスケット部所属です。
怪我さえなければ、国体の選手に選ばれたと言うほどの、バスケットボール選手なのだそうです。
K君と、1対1してみたかったなあ。
滑りは、N君同様にパフォーマンスが多かったけれど、確実な足さばきで安定していました。
S.Y君。剣道部所属です。
彼も、今回が初体験スキーでした。
けれども、さすが剣道部。
大人しいS君ですが、あっという間にコツを掴み、ゆっくりと安全な滑りを見せてくれました。
そう言えば、伊達中を知っていてビックリしました!
S.T君。柔道部所属です。
19班には、柔道部が3人いました。
だから、班員13名だけれど、16人位居るような気がしてしまうほど、立派な体格の持ち主ばかりでした。
中でも、硬派のイメージが強いS君は、初めの内は滑りも硬かったのですが、後半にはなめらかにターンが出来るようになりました。
S.M君。柔道部所属です。
いつもニコニコと柔和なイメージの彼は、ややもすると足を踏ん張りがちな柔道家の割には、膝が柔らかくて動きが軽やか。
体全体で、滑る楽しさを表現しているかのようでした。
N.K君。野球部所属です。
I高校野球部は、常に兵庫県ベスト8圏内にいる、強豪チームなのです。
昨年は、プロ野球選手を輩出しました。
彼も、今回が全く初めてのスキーでしたが、初日の午後にポジションが良くなったのと同時に、滑りも安心して見ていられるようになりました。
N.Y君。野球部所属です。
N.Y君は、19班の口八丁王です。
彼のトークには、私もすっかりペースを狂わされましたが、明るいレッスンに一役買ってくれました。
要所要所の「ヤッホー!!」は、周りからの注目を浴びて、少々恥ずかしかったけれど、まあ楽しかったから○!
滑りの方は、怖がっていた割には◎!
N.T君。野球部所属です。
あまり目立たず、マイペースを保っていた彼は、ポジションの良さではピカイチでした。
高所恐怖症...早く気付いてあげられなくてごめんなさいね。
でも、そんなことがあったなんて、微塵も感じさせない、きれいで安定した滑りでした。
H.K君。野球部所属です。
優しい笑顔で、優しく滑っていた彼ですが、体調を壊して一足先に帰宅してしまいました。
その後、具合はどうですか?
最後まで、一緒に滑れなかったのは残念だけれど、すっかり回復したら、また是非どこかのスキー場でスキーをしてね。
どうぞお大事に。
以上、手足も口も忙しい13名の皆さんです。
通常は、集合写真しか撮らないのですが、今回はツーショット写真を、7~8枚撮ってもらっちゃいました。
肩なんか抱かれちゃって、きっと浮かれた顔して写っているんだろうなあ...。
は・ず・か・し~