「いとをかし」な日々

ここに何度か登場したテレマークの話題。 
 
怪我をおしても、必死で練習をしていたのには、実は訳がありました。 
3月20日・21日の二日間、二セコでテレマーク指導員の検定会があり、それを受験するための練習だったのです。 


昨年12月に開催された、養成講習会に参加したのもこのためでした。 
あの時は、あまりのレベルの高さに驚き、あらら．．．およびじゃないわ．．．と、場違いな所に居る自分を恥かしく思いました。 
まったく、私ったらトンチキにも程があるわね．．．って感じ。 
 
到底受かりっこないのは、残念ながら誰が見ても歴然としていました。 
でもそこはホラ！「向こう見ず」が得意技の私。 
せっかく足を踏み入れたんだから、３月の検定まで頑張ってみよっと♪　ものはためし！ 
って、お気楽モードで突入したのです。 
 
初めはね．．．。 
 
ところが、ONしてしまったスポコンスイッチは、やればやる程はまり込み、”お気楽モード”どころか”超真剣モード”にヒートアップして行ったのです。 
 
そんな最中の靭帯損傷事件。 
今思えば、オーバーヒートだったのですね。 
気持ちに余裕のない時は、自分の体の状態さえ分からなくなる時があります。 
皆さんも気をつけてね。 
 
そして、追い討ちを掛ける出来事が次々起こり、極めつけは検定直前の発熱事件。 
あの手この手で、「今シーズンは諦めなさい」と、神様は考えていらしたのでしょう。 
ところが、私の余りのしぶとさにとうとう根負けしてしまったらしく、「そんなに受けたいなら、もう好きにしなさいな」と、検定当日に熱を下げてくれました。 
 
そんなこんなで臨んだ検定でしたが、結果はタイトル通りでした。 
でも、神様は頑張ったご褒美に、一つだけプレゼントをくれました。 
12月の段階では、あんな滑り、3月までに出来るようになる訳ない．．．と、それがあるためにひどく悩んで辛い想いをしたある種目が、出来るようになったのです。 
そして、それは合格点をいただくことができたのです。 
検定は落ちてしまいましたが、苦手種目に合格点が付いたことで、3ヶ月間の努力が報われた気がしました。 
 
私のチャレンジは、課題をたくさん残して終わってしまいました。 
．．．って、今シーズンがね。 
 
「努力と根性」好きの私は、来年も性懲りもなく受験します。 
母は呆れていますが、幸いテレマークがどんなものだか分からないので、呆れながらも一応応援してくれています。 
弟は、「？？歳目の前にしたオバサンのすることじゃないよ！」「あんな危ないこと止めさせたほうがいい！」と、母に言ったそうです。 
私は、うっ！余計なことを．．．と思いつつ、「分かってないのよ、あいつ。うそうそ全然危なくないから」と取り繕い、なんとか母に納得してもらいました。 
 
さて、終わった瞬間にまた始まった私の挑戦、来年の今頃のブログには、「桜咲く♪」と書けるように、一つ一つ課題をクリアしながら頑張りま~す＼(｡･ω･｡)」