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[2007.04.04]
■こっちも三代目♪~庭側の窓際カーテン完成!
出来た出来た~! 
庭側のカーテンも完成しました。 


こちらの生地は、雨コートの生地と札幌星置の”浪漫屋”さんで購入した、羽二重っていうのかなあ?薄い裏地と、子供の半天の裏地かな?それとも長襦袢の生地かな?昭和20~30年頃の物を使いました。 
 
”浪漫屋”さんには、とてもたくさんの和布があります。 
私は、一年に一度位しか布探しには行きませんが、和布を使って小物作りや洋服作りをなさっている方には有名なお店です。 
 
初めて”浪漫屋”さんへ行った夏の日、店頭に置かれていたポットに入った”雪ノ下”。 
「ご自由にお持ち帰りください」という立て札に歓喜して、二鉢頂いて帰りました。 
 
”雪ノ下”は大好きな花です。 
日陰のちょっと湿っぽいところに生えるこの植物は、確か民間療法の何かに効くはずです。 
肝心なその何かは忘れましたが、それより何よりその葉と花の可愛らしいこと! 
切って揉んで貼ったり、煎じたりするのはあまりにももったいない! 
 
ちょっと肉厚のまあるい葉も、ちょっと未完成に見える花も、主張しすぎることなく、見落としがちなところで、ひっそりと存在するのです。 
けれども、苺の苗のようにシュートを延ばし、どんどん増えていく逞しさも備えています。 
そんな”雪ノ下”が、とにかく大好き♪ 
 
このカーテンを夏にめくると、白くて可憐なこの”雪ノ下”の花が見えます。 
う~ん...、はずです。 
 
その上には、真っ赤な実を鈴なりにした、カリンズがあります。 
毎年夏になると、「れん」のメニューに登場する”カリンズソーダ”は、この実を使ったシロップで作ります。 
真っ赤なカリンズの実は、カーテンをめくらなくても、隙間から必ず見えますよ。 
 
勇気を出して、毛虫と昼顔に戦いを挑み見事勝利すれば、夏椿という別名を持つ”姫沙羅”の白い花も見ることができます。 
平家物語に出てくる”沙羅双樹の花の色...”の沙羅です。 
 
カーテンをめくったら下から見上げるようにして、奥の上の方を見てください。 
椿に良く似た白い花が見…え…る…はず...。 
でもこれはちょっと自信がない...。 
だって、毛虫がこの世で一番恐いんだもの。 
 
あ~、でも書いちゃったからには、何とかしないと...。 
カーテン作りにしても、ジャングル開拓にしても、”「いとをかし」日々”を有言実行の道具にさせていただいちゃってますね(^^;) 
 
今年のカーテンの向うは、「庭」になるか「ジャングル」になるか...? 
まあ、とりあえずめくらずに、三代目のカーテンに会いに来て下さいね。 
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▼コメント(6)
名前:Rietty  2007.04.06 13:06:40
Mママさん、こんにちは~♪  
ちょっと、もったいぶった書き方しちゃったかなあ...。  
見たら「な~んだ、ふ~ん、そっ。」ってことになったらどうしよう...。  
実際大したもんじゃないし(^^;)  
ただ、気合…じゃなくて気持ちだけはきちんと込めて作りましたので。  
 
例のお話は、ぜ~んぜん急いでいないし、気を長~く待っていますので、万が一見つかったら、忘れた頃にでも送っていただければ嬉しいです。  
だから、どうぞお気にせずにね~♪ 
名前:Mママ  2007.04.06 10:17:19
こんにちは~♪  
誰か「れんさんち」に行って~!  
3代目カーテンが見たいわ。何かhideさんがべーちゃんを誘ってくれて行ってくれそうな気はしてるんだけど・・・!?  
 
ごめんなさ~い。まだ実家に行く予定&時間がとれません。暫しお待ちを! 
名前:Rietty  2007.04.05 05:45:47
べーちゃん、おはようございます。  
そういえばそうですよね(^^;)  
やーだ、頭の中でごちゃ混ぜになってました。  
直しちゃいましたv(^^)vありがとう!  
 
”雪ノ下”、そうです。  
鎌倉の一角の地名にもなっています。  
鎌倉は大好きで、高校3年に部活を引退してからは、毎週土曜日になると遊びにいっていました。  
高校生の頃から”寺巡り”が好きだったのですから、老けた高校生でしたよね。  
 
名前:ベーグル  2007.04.05 00:11:41
~の花の色.....と続くなら、「平家物語」ではないかしら。  
ちょっと調べたら、確かに「徒然草」にも沙羅双樹のお話は出て来るようですが.....。  
花が咲くのを心待ちにしているわよ~ん。  
 
ところで、雪の下と言えば、鎌倉の八幡様の参道を思い出します。あそこらへんの住所(?)がズバリ「雪の下」でしたよね。 
名前:Rietty  2007.04.04 20:30:15
さとさん、コメントをありがとうございます。  
昨日と今日、カーテンについて色々書いてはいますが、とどのつまり節約作戦です(^^;)  
あれこれ作ってはいますが、家の押入れの柳行李や衣装ケースに入っている古い布をひっくり返して、少ないはぎれで、やむにやまれぬパッチワークの真似事をしながら、はぎ足しはぎ足し、縫っているのですから。  
妹さんのように、きちんとしたものは作れないのです。  
得意技は愛嬌!  
これで勝負です♪  
夏の北海道!  
いいですよ~。  
きっと、さとさんもお気に入りな所になるはずです。  
感性が合う...ほんと♪  
不思議なご縁ですね。 
名前:さと  2007.04.04 19:23:12
なんだか情景が目に浮かんできますねぇ。  
昔の布でカーテンなんてとっても洒落てます、見に行きたいけれど遠いなぁ・・・  
 
私の妹も布が大好き人間でした。パッチワークや昔の大島でワンピースやスカートを作ったり小物を作ったりしていました。  
布の話が出ると一番先に彼女の顔が浮かびます。残念ながら53歳で他界しました。もう4年半くらいになります。妹が生きていたら今から楽しめることがいっぱいあったのに・・・と今更ながら悔やまれます。  
 
お店の素敵な窓からの風景をこの目で見てみたいです。夏椿も素敵ですよねぇ。  
 
夏の北海道もいいでしょうねぇ!  
Riettyさんとは感性があうようです・・・  

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日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
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「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
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