「いとをかし」な日々

挙式前日、娘夫婦と息子が時間差で千歳空港に到着しました。 
 
八重ちゃんとふたり、三人を迎えに行くために朝7時に伊達を出ました。 
 
と、その前に・・・。 


~ハプニング八重ちゃん編~ 
4時に起きて居間へ行くと、すでに八重ちゃんも起きていました。 
 
すると、「結婚式、キャンセル出来ないかなあ・・・」と、あまりにも唐突な台詞が飛んで来ました。 
 
「え！？　何言ってるの？　一体どうしたの！？」 
 
「歯が痛くて、3時から眠れなかった。キャンセル出来ないなら、歯医者へ行ってからJRで行くわ。」 
 
「え~！　そんなことしないで、札幌か小樽の歯医者へ行こう！」 
 
半ばイヤイヤ「分った。」と返事が返って来ました。 
 
はあ(-_-;)　今日から4日間、先が思いやられる・・・。 
 
 
ところが、私の心配をよそにふたりの孫の顔を見た途端、歯医者へ行った訳でもないのにケロッとした表情の母。 
 
まったくもう(-"-) 
 
 
そして、前泊の小樽のホテルでのこと。 
 
「式服のズボンを忘れた！！」 
 
「え~！！　仕方ない・・・。明日、長崎屋で買うしかないでしょ！」 
 
二か月も前からいそいそと、準備万端整えていたはずなのにぃ！ 
 
はあ(-_-;)　また予定が狂った。 
 
ところが相変わらずケロッとしている母・・・。 
 
だってほら見てー！(#^.^#) 
歯が痛くて、間に合わせで買ったズボンを履いているのにこの笑顔☆ 
孫（息子）とのツーショットでこんなに嬉しそう♪（息子は超ピンボケですが） 
 
 
他にもいろいろ書ききれずありましたが、なんとか無事に帰宅しましたyo。 
 
 
~さて次は娘編~ 
 
挙式の次の日、仁木で念願のさくらんぼ狩りを楽しみ。 
 
 
この後、富良野でラベンダーを楽しんだまでは良かったのですが、つー君（娘の夫くん）に伊達まで送ってもらい、その夜の便で東京に帰るつー君を見送り、千歳に着いた頃にハプニング勃発！ 
 
「あ！！　家の鍵を渡すの忘れた！！」 
 
一人東京へ帰った旦那様は、家に入れずマン喫で夜を明かしたそうな・・・^_^; 
 
お気の毒に・・・。 
 
 
~さて、私編~ 
 
せーの！！！ 
 
なーし☆☆☆ 
 
今回は完璧(*^^)v・・・たぶん・・・。 
 
 
それにしても、う~む。 
まずいな。 
 
このオッチョコチョイぶりは、代々受け継がれていっているらしい。 
 
ということは(・・? 
 
未来の初孫が心配ですね。 
 
 
~とここで、番外編~ 
 
な！なんと！ 
あの、私を散々困らせた湯里の化け物屋敷が解体され整地されていました。 
 
 
 
 
アカゲラがつついていた家の壁も。 
大蛇が這い、ネズミが逃げ回っていた天井も。 
毛虫が遊び、アマガエルやカマドウマが飛び跳ねていた床も。 
雪の重みで開かなくなった襖も。 
破裂した水道管も。 
雨漏りでぐちょぐちょになった廊下も。 
今にも踏み抜きそうな鉄階段も。 
梯子を使わず、雪下ろし作業で上った腐りかかった屋根も。 
スズメバチが大きな巣を作った軒下も。 
7人の小人が出てきそうな、大きなツキヨタケも。 
リスが集めに来ていた大きな胡桃の樹も。 
 
ぜんぶぜんぶ無くなっていました。 
 
あんなに逃げ出したかったところなのに、なぜかなぜか寂しかったのでした。