■本気になった女性達~フレーフレー♪
ここ数年、私の周りの女性達の羽ばたき現象が続いています。 それも皆、40歳に片手を引っかけている年齢。
今日は、そんな彼女達をご紹介しますね。
「れん」を始める前、私はある事務所で9年余り働いていました。
Aさんは、年齢は私よりも6歳若かったのですが、3年先輩でした。
他のどのメンバーよりも勉強熱心なAさんは、仕事に関する知識が豊富で、私は随分彼女に仕事を教えてもらったものです。
彼女の実力は誰もが認めるものであり、事務所では無くてはならない存在でした。
そんなAさんは、お母様を癌で亡くされてから、痛みや疲れの緩和を通した、癒しの世界に興味を持つようになりました。
ある時、自分がお客様となって訪れたリフレクソロジーの施術に、心も体もすっきりとリフレッシュした彼女は、すっかりリフレクソロジーにはまってしまったのです。
Aさんは、一大決心をしてリフレクソロジーの学校へ通い始めました。
毎週土曜日、仕事が終わると列車に飛び乗り、札幌まで通ったのです。
そして、その学校が修了する時、彼女は「もっと勉強したい!」と、仕事を辞め、親を説得し、東京へと旅立って行きました。
厳しいレッスンにも耐え、初めはパートとしてある店に配属された後、昨年遂に正社員スタッフとなることが出来ました。
40歳の快挙です。
優しく丁寧で一生懸命な彼女には、既に固定客もつき、日々疲れた人達の足を揉みながら、心をもほぐしてあげているのです。
素晴らしいでしょ?
フレーフレーAさん!!
次はOさん。
彼女は、以前の職場のお隣の会社で働いていました。
体を壊し、退職を余儀なくされた彼女でしたが、実は腎臓が悪く、1年半前に透析をしなければいけなくなりました。
その時は、きっと私には想像できないほどの絶望感を味わったことと思います。
それでも気丈な彼女は、いつも明るく自分の病気のことを話し、こちらが励まされることもしばしばでした。
Oさんは、気の多い私でさえ驚くほど好奇心旺盛。
何か面白そうなものを見つけると、「絶対行きた~い!絶対食べた~い!絶対やりた~い!」となるのです。
だから、そんな調子で手を付けたことの多いこと多いこと。
でもそんな中から、「本気でやる!」っていうものを見つけ出しました。
それは、ビーズステッチ。
どんなものかは上手く説明できませんが、簡単に言えば、ビーズを編みこむようにしながら作ったアクセサリー。
現在師事している先生に素質を認められた彼女は、インストラクターへの道を勧められ、彼女もそれを目指すことにしたのです。
今までのように、病気の辛さを癒すためだけではなく、しっかり前を向き、自分も楽しく人からも望まれるインストラクターになることで、自分の存在価値を見出す生き方を選択したのです。
病気のことで不安も多いことと思いますが、彼女の決断に心からエールを送りたいと思います。
近い将来、Oさんの作品が「れん」のブースに並ぶことを、私も心待ちにしています。
次はSさん。
彼女とは、20年前に知り合いました。
当時は、同じ職場で働いていたものの、それほど親しくはしていなかったのですが、私がその職場を辞める数年前から友人と呼べる存在になりました。
その仕事を辛抱強く続けてきたSさんは、着実に業界の知識を身に付け、数字や人の管理業務も出来る程実力をつけていました。
けれども、何年か前にその職場を辞めざるを得ない事情があり、同じ職種の違う職場へ転職をしました。
今度は、パート扱い。
けれども、仕事をバリバリこなす彼女は、会社にその仕事振りを認められ、正社員に登用され、今年、ついにある店舗の店長になりました。
今は成り立てホヤホヤで、苦労も多いようですが、その分やりがいも感じる毎日を過ごしていることと思います。
フレーフレー!Sさん!
今回は3人だけのご紹介でしたが、私の周りには本当に”頑張る女性”が多いのです。
そんな彼女達と触れ合いながら、常に気持ちよい刺激をいただいています。
私も負けられないわ!と、背筋がピンと伸びる気がします。
若いからこそできる事って、もちろんあると思います。
でも年を重ね、経験を積んできたからこそできる事もあると思うのです。
昨日は、100歳を越えてもなお生き生きと暮らしている方々のお話をしましたが、今日は40歳に手が届きそうでも、前向きなチャレンジ精神を失わずに、頑張っている女性達のお話でした。
今日を頑張れば、今日より素敵な明日が来るんだよね♪きっと♪
私も、自分のお尻をペンペンと叩きながら、素敵な明日を迎えよーっとV(^^)V