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[2011.08.11]
■『冷蔵庫物語』~9年越しの夢が叶った日。
9年前。 
 
自宅の大改造をしてこの店に変えた時、椅子・テーブル・トイレの手洗い・照明・厨房設備・欄間など、ほとんどの物を建設会社の見積もりを無視して自分で選んだ。 


大体の物は、納得のいく物を選べたのだけれど、欲しくて欲しくてしょうがないのに諦めた物があった。 
 
それは、テーブル式の業務用冷蔵庫。 
調理台と一体になったものだ。 
 
予算的に無理だった。 
もちろん大型冷蔵庫も、業務用を買えるはずもなく、家庭用の大きめの物にした。 
もう少し大きい方が良かったけれど、今度はスペース的に無理だった。 
 
少しでも業務用っぽく見せるために、色はシルバーを選んだ。 
そして、お客様から冷蔵庫の中身が丸見えにならないように、敢えて、取り出しにくい側に開くようにした。 
お陰で、作業がし辛くなった。 
中から取り出した物を扉を閉める時に何度落としたことか・・・。 
一長一短・・・。 
 
家庭用なので、どうしても容量が少ない。 
入りきらない物は、自宅の冷蔵庫を利用した。 
お客様の前をすました顔で通り抜け、見えなくなったところで自宅冷蔵庫へと走る! 
そんなシーンが何度もあった。 
 
おまけに冷凍室の容量が小さすぎるのには参った。 
引き出し式の冷凍室を開ける度に、裏側に物が落ちてしまう。 
これはかなりのストレスだった。 
 
見かねた影むしゃが、専用冷凍庫を用意してくれた。 
これで、このストレスから解放された。 
今、自宅の狭い茶の間には、冷凍冷蔵庫と冷凍庫が置かれている。 
お陰でこの季節の放射熱には悩まされる。 
一長一短・・・。 
 
そして先日、ついに9年越しの夢が叶った。 
 
 
 
 
調理台の下に、小さな家庭用の冷蔵庫を設置してもらったのだ。 
少し台からはみ出しているので、存在感が大きいけれどとても便利になった。 
 
9年目にして厨房の動線が変わった。 
不便に慣れると、なかなか便利に慣れないものだ。 
狭い厨房で少しウロウロしてしまう。 
一長一短・・・?とは言わないか・・・。 
 
自宅の茶の間同様、調理台付近はかなり気温が上がった。 
このところの暑さに加えてこの熱さ。 
厳しいけれど、贅沢は言いません。 
冬なら温かく仕事が出来るでしょう! 
 
って・・・。 
え?・・・。 
あ・・・・。 
 
冬はカフェルームは休みでしたね。 
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プロフィール
Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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