■ちょっぴり控えめな花見をしてきましたー♪
むしゃなび「伊達さくら情報」では、まだ3分から5分咲きの開花状況でしたが、私的にはまさしく見頃。 そこで、駄菓子ルームを閉店してすぐに、有珠善光寺へ行って来ました。
そこらじゅうが満開の桜というのは、それはそれで素晴らしく感動的なのですが、私の場合、どちらかと言えば”ちらほら”3~5分咲きくらいの方が好きです。
~一番咲いていた木の接写!
う~ん、むしゃなびのカメラマンさんといい勝負でしょ♪(←ずうずうしい?)
時間も遅かったので、見物客はパラパラ。
でも、駐車場に停まっていた車は函館や旭川ナンバーで、有珠善光寺の知名度の高さに感心しました。
さすが、北海道一古いお寺(でしたよね?)。
~これってお香を焚いて、参拝者が煙を体につけるあれかしら?
それ越しに写した善光寺です。
萱葺き屋根のお寺は珍しいですね。
自然公園になっているお寺の裏山にある、有名な”石割桜”を目指して歩き出すと、いきなりのエンレイ草の群落に目を見張りました。
他にも、キクザキイチゲや蝦夷エンゴサクなどが咲いています。
桜だけではない、文字通りの”花見”ができました。
~石割桜です。
あまりにも大きすぎて、携帯で全様を撮るのはちょっと厳しくて...。
岩を割って生えてきているのは、お分かりになりますか?
平成13年に、樹木医に依って外科治療が施されたそうです。
樹齢約160年と推定されているとか。
でも自然公園内には、桜だけではなく、他にもいくつも岩を割って、生えている木がありました。
何も岩から生えなくても...。
木の世界にもいるんですね、自ら辛い道を選択してしまうっていうのが。
~ガクッときてしまう標識。
「う!ス」=「有珠」...ということですね。
冬になると有珠の海に飛来する、たくさんの白鳥が見える展望台ということなのでしょうが、う~ん...。
もう白鳥はいないでしょうけれど、どんな景色が見えるのかしら?と、進んでみたら...
~あら素敵☆
遠くには、落ち日にうっすらと染まった大沼駒ヶ岳が見えました。
展望台の位置は、ちょうど漁港の真上にあたるようです。
人気の少ない北海道最古の寺・境内や自然公園にひっそりと咲く花々・夕日を浴びた海・昔々の有珠山噴火の際のたくさんの噴石(というより岩)、それら全てが薄暮に風情を増していました。
そして締めくくりは、「花もいいけど団子もいい♪」ということで、日当製菓さんの「べこもち」(←だって昨日はこどもの日)を買って帰りました。
1個60円!
向かいのサンクスさんの情報で、恐る恐る日当さんのご自宅を訪ねて玄関の戸を開けると、そこは極普通の御宅。
「ごめんくださーい!」とは言ったものの、本当にここでいいの?
なんだか不安で、「間違えました!」と言って帰りたい気持ちを抑えつつ、出てきてくれたおじさんに「べこもち ありますか?」と聞くと、「はい ありますよ。いくつ?」「じゃあ6個ください」と、知らない人が見たら不思議な絵の中で、おじさんは奥からおもむろに「べこもち」を出して来てくれました。
「べこもち」買うのに、こんなにドキドキしたのは初めてです。
はい!もちろん美味しかったですよ~V(^^)V