「いとをかし」な日々

電化製品は、大体5年目くらいから故障が多くなると聞くけれど、そう言えばこの洗濯機も5年目。 
当時、SANYOさんが洗剤がいらない洗濯機という画期的な商品を発売し、「洗剤代が浮く！」「丁度換え時！」という訳で買った物でした。 


それが、近頃のこの子ったら脱水モードに入るたび、エラー音を出して止まってしまうようになったのです。 
こういう状態になってからも、「突然ケロッと直るかも♪」と、呑気な私と八重ちゃんはあっちこっちを押しまくりながら、騙し騙し使っていました。 
 
でも昨日、誤魔化されながら働かされた洗濯機がついに怒り、全く働かなくなってしまったのです。 
こりゃまずい．．．。 
「いよいよ電器屋さんに電話だね．．．。」と、市内の電器店に相談をしました。 
故障の状態を聞いた店員さんがいいました。 
「明日、SANYOのサービスマンが修理に伺いますが、大体20000円位見ていただければよいかと思います。」 
 
ひゃ~！ 
昨日パソコンの修理代を払ったばかりなのに．．．。 
サラリーマンじゃないから、ボーナスも出ないのに．．．。 
痛すぎる出費．．．。 
でも、仕方ない．．．。 
買うよりは安いか．．．。 
 
全く．．．、今は何でもコンピューター制御だから、機械が繊細すぎるんだわ。 
ちょっとのことですーぐに壊れちゃう。 
その点、昔の電化製品は丈夫だったわあ。 
こんなこと書いたら年代バレバレだけれど、子供の頃に家にあった洗濯機は、脱水の所が手動式でした。 
ハンドルをぐるぐる回すと、二本のドラムのような部分から、飛んでいる”いったんもんめ”みたいにひらひらと洗濯物が絞られながら出てくるのです。 
それがとても楽しくて、よく脱水だけやらせてもらったものです。 
 
さて翌日、SANYO電気のサービスマンがやってきました。 
「エラー記号からすると、確かに脱水時のエラーですね。」 
そう言うなり、洗濯機の底の円盤のような部分を外し始めました。 
すると．．．、なんと大判小判がざっくざく！じゃなくて、500円から10円までの小銭が締めて2160円も出てきたのです。 
それはもちろん洗濯機が生んでくれたわけではありません。 
そんなものがあるなら即買い！だけど。 
ごめんなさい．．．犯人は私でした（←と母が決め付ける！でもたぶん当たり）。 
だって実は再々犯で、壊れたのは3回目。 
今回は絶対に小銭が原因じゃない！って、かなり自信があったんだけどなあ(^^;) 
 
SANYOさん曰く、「小銭が排水パイプに詰まって排水出来なかったために、エラーになったのですね。」 
あ．．．そうですか．．．。 
つまり、コンピューター制御だからどうの、5年目だからどうのでは全くなくて、人的ミスってことですね。 
トホホです。 
で、詰りの原因の小銭を取り除く処置だけだったので、修理費は20000円から大幅ダウンして6400円の支払いで済みました。 
とりあえず良かった．．．。 
二枚だけ買った”ドリームジャンボ”はハズレだったけれど、洗濯機の中から思わぬ臨時収入(?)があったから、差し引き4300円ってことかな。 
まいっか！ 
ってダメよね(^^;) 
ポケットに小銭、もうしません．．．。 
 
皆さんも気をつけてね~。