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[2007.06.20]
■春から秋の登山日記第四弾~チセヌプリその2
さてチセヌプリ登山日記、昨日の続きです。 
 
今日は、山で出会った可愛い花々をご紹介しますね。 
先日一緒に伊達紋別岳を登ったMちゃんは、同じ日にオロフレ山へ登りに行きました。 
オロフレ山は花の山として、本州の登山者にも人気があります。 


山の楽しみ方は人それぞれですが、私はやっぱり、山でしか見られないお花に会えるというのが最大の楽しみです。 
今日はどんな出会いがあるかしら? 
登りながらも、ついつい下や道端ばかり見てしまいます。 
 
実は一週間前に、ここを登ったテレマークの師匠のEさんが、咲いていたお花を写メールしてくださったのですが、写真で見ても全様のイメージがつかめず、ネットの図鑑で調べてもその名前も分からずにいました。 
まだ咲いているかしら? 
是非この目で見てみたい!と思いながら歩いていると...ありました! 
登山口に程近い所です。 
もう少し上のほうには、ちょっとした群落を作って咲いていました。 
来週なら会えなかったかもしれない。 
そんなぎりぎりセーフの咲き方でした。 
 
 
 
~図鑑でやっと見付けた名前、それは日本海植生植物のひとつ、フギレオオバキスミレでした。 
初めて見ました。 
黄緑色の大きな葉の真ん中に、鮮やかなレモンイエローの花が付きます。 
初夏に相応しい爽やかなお花でした。 
名前も分かり、すっきりと嬉しい気分になりました。 
 
 
 
~ショウジョウバカマです。 
雪渓の近くの日陰に咲いていました。 
地味な花ですが、サボテンの花にも似たその姿は、他の花とは異質な空気を放つ、独特な存在感を持っています。 
あまりにもひっそりと咲いているので、危うく見過ごすところでした。 
 
 
 
~オオカメノキです。 
比較的どの山でも見られるポピュラーな花です。 
ガマズミ属ですが、付ける実は赤ではなくて黒です。 
少し、ガクアジサイにも似ています。 
 
 
 
~ヒメイチゲです。 
這松が姿を現した辺りから咲いていました。 
小さくて細いフォルムですが、こんな過酷な条件の中で咲くのですから、きっと芯の強い花なのでしょう。 
 
 
 
~左奥の白い花は、ゴゼンタチバナです。 
5cm足らずの丈の割にはしっかりした葉と花です。 
ヒメイチゲと対照的。 
下に写っているのはイワハゼです。 
9合目辺りから、道の両脇にたくさんありますが、咲いていたのは数輪でした。 
きっと、今週末には満開になることでしょう。 
 
 
お花の種類は多くはありませんでしたが、フギレオオバキスミレと初めて出会い、今回の登山は大満足V(^^)V 
帰りにニセコ駅前の”綺羅乃湯”で汗を流して帰ってきました。 
 
 
 
さて、お次はどこに登ろうかな♪ 
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プロフィール
Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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