■30年前にタイムスリップ。
6日から8日まで、朝里スキー場において開催された全日本スキー連盟主催指導員研修会に参加してきました。 全国から集まった受講生の数は約370名。
シーズン中、各地のスキー場で開催されるにもかからず、全国各地からたくさんの人が集まる、非常に人気の高い研修会です。
その理由は、スキー業界をリードするナショナルデモンストレーターやSAJ デモンストレーターのレッスンが受けられるから。
レッスンはもちろんのこと、デモンストレーターの方々の滑りを生で見ることが出来るのですから本当に魅力的な催しです。
私は初めての参加でした。
参加者の最高年齢は86歳。
平均年齢54歳。
だいぶ高いですね。
スキー全盛期を過ごした年代が多くいるようです。
三日間、毎日講師であるデモンストレーターが変わるのですが、二日目の中田良子デモのレッスンは惚れ惚れしました。
難しいことを分かりやすく説明するテクニック。
バリエーションの引き出しの多さ。
親しみやすい人柄。
どれをとってもカッコイイ!
すっかりファンになった私です。
ではここで、わかる方には『なるほど~♪』な画像を4枚。
新教程に基づいたデモンストレーターの滑りです。
ふむふむ…。
そうか…。
関係者にしか分からない画像でごめんなさい。
ところでこの三日間の朝里スキー場には、物凄くたくさんの子供達が来ていました。
デレンデは人を避けながら滑らなければいけない。
リフトは長蛇の列に並ばなければいけない。
レストランは椅子を探さなければいけない。
こんな光景は、確かに30年前にはありました。
そう、この研修会の受講者の平均年齢周辺の人なら経験しています。
まるでタイムスリップしたよう
スキー人口が減っているという話が信じられなくなる程でした。
この時ここにいた子供達が、この先もずっとスキーを続けてくれることを願います。