■生活に組み込まれているということ。
28(土)と29(日)は、オロフレスキー教室のお手伝いでした。 両日とも大盛況!
約150名ずつの生徒さんが集まりました。
短いリフトが一基しかない小さなスキー場は、子供たちで一杯。
子供がたくさんいる風景は、イキイキしていて楽しいです。
土曜日の午後と日曜日の午前中は、4月に一年生になる就学前の子供たちを担当しました。
集まった時の様子を見て、「うん。これはイケる!大丈夫!」だと感じました。
すぐに滑れるようになる子供の動きでした。
スキーはほとんどしたことがなくても、動きが"雪に慣れている"。
"雪を知っている"のです。
地元の子供なので当たり前なのですが、実はスキーをする上ではそれはとても大きなことです。
普段、登下校の最中に雪を踏みしめたり、除雪された雪の山を登ったり下りたり、アイスバーンの道を滑りながら走ったり、そり滑りをしたり、そういう中で習得される雪との関わり方がスキーでも生きてきます。
これは間違いのないことで、普段、"雪に慣れていない"関東や関西の子供たちと接していると、痛切に感じます。
雪の上で動くということを、頭ではなく、身体で知っている。
だから、初心者として立つスタートラインが違う。
雪と遊ぶということが子供のうちから生活の中に組み込まれているというのは、正直、私にとってもとても羨ましいことです。
軽く、ジェラシーすら感じてしまうほど。
という訳で、大して教えなくても、あっという間にポールを滑れるくらいに上手になってしまいました。
この上達スピード。
私も欲しいなあ・・・。
そして二日目午後。
ジュニア3級検定を目指す子供たちの担当でした。
キッズの子供たちが上に書いたような感じなので、小学生の子供たちが上手なのは当然です。
あまりにも上手なので、ジュニア1級のポールをくぐってみました。
楽しかった!!
ん?
違いますね。
上手く楽しそうに滑っていました。
でも、私も久々のポールが嬉しくてすっかり楽しんでしまいました。
子供たちに教わることの多かった二日間でした。
来月は、サンライバスキー場に出張のお手伝いに行きます。
次回も地元の中高生。
楽しみです。