■無節操で誠実な果実園。
しばらく振りの晴れ。
夏らしい陽気。
そして休日。
当然ジッとなんてしていられません。
だから昨日は仁木町の「紅果園」http://www2s.biglobe.ne.jp/~koukaen/さんへ、フルーツ狩りに行ってきました。
お目当ては豊富な種類のベリー類。
個性豊かなHPを見ると、面白がりながらも真摯に農業を営む寒河江さんの姿勢が窺い知れます。
「ベリーと言われるものは無節操に増やしています。」の説明がとっても気に入って、実は昨年から行きたい気持ちを温めてきました。
HPの説明通り、グズベリー・ブルーベリー・カラント(カシスベリー)・グミ(シルバーベリー)・ハスカップ(ハニーベリー)・ラズベリー・ブラックベリー・アロニア(チョコベリー)ジューンベリー・マルベリー・エルダーベリー・シーベリー・クランベリーと、栽培品目は実に豊富。
でも、それぞれ収穫時期は違います。
今回はグズベリー・ブルーベリー・カラント・グミ・ラズベリー・アロニア・マルベリーを、昨年からの念願が叶った私は、子供のように手を赤黒くして、舌も真っ赤にしながら、相変わらずお腹パンパンになるまで、たっくさん摘んで食べてきました♪
もうとにかく、色々な物が所狭しと生っているので、ホント楽しいよ~!
それになにより、寒河江さんの作物に向かう熱い気持ちや、観光果樹園としてお客様をお迎えする温かい気持ちが、より楽しい体験とさせてくれるのです。
パッと見ちょっと怖いけれど、とても優しくサービス精神旺盛な方でした。
是非是非行ってみて欲しい、超おすすめの果樹園です。
ただね、こちらは野趣溢れる果樹園なので、虫さん蛙さん蛇さんたちもいるようです。
農薬をきちんと使って、綺麗に綺麗に整備された所がお好きな方にはおすすめしません。
野生児あがりの私は、お腹一杯幸せ一杯になって帰って来ました♪
~カシスです。
クレームドカシスのボトルに描かれている絵の通りです。
でも、生の実を見たことはありませんでした。
思ったほどに酸味はきつくはなく、ちょっと小豆にも似た味わいがありました。
お菓子のフレーバーで味わっていたものとは、ちょっと違う気がしました。
うん!これが本物の味なのね♪
~ビックリグミです。
子供の頃、野山に生えている実を食べたことがある方なら、お分かりかと思いますが、”甘渋い”というか、”旨不味い”というか、その両極端が同居している味が、けっこう病み付きになりそうです。
なんだか薬効がありそう。
~マルベリーです。
和名は桑の実。
とっても大粒で、ちょっと小さめの苺くらいの大きさです。
酸味はほとんどなく、すごーく甘い。
これが指が赤黒くなった原因の実です。
紅果園さんへ行く時は、染みが付いても構わない服装で行ったほうがいいですよ。
服のことなんか構っていられないほど、きっと夢中になっちゃうから。
だからといって、黒っぽい服はNG。
蜂に攻撃されないためには、明るい色の服がいいそうです。
~ブルーベリーです。
これをいただいて、幸せも頂点に差し掛かってきました。
じつは、摘み取り体験には少し早かったのですが、おねだりして畑に入らせていただきました。
ありがとう!寒河江さん♪
これを使ったタルトもお楽しみに~☆
~ラズベリーです。
これをいただいて、幸せは絶頂を極めました。
味も香りも最高です!
ラズベリーは見るのも摘むのも初体験だったので、嬉しくて嬉しくて♪
もしも蛇が足に絡まっていたとしても気づかないほど、夢中になって摘んでしまいました。
今日は、これを使ったケーキを販売中でーす♪
食べに来てね☆
そうそう、写っている花ともう少しで食べごろになる実は、ラズベリーではなくてブラックベリーです。
これも食べに来たいなあ...。
これから秋まで、次々に色々な果実狩りが楽しめるようですよ。
あ!「昔とうきび」も栽培しているそうです。
これも美味しそう!
お腹パンパンとか言いながら、この後は「おにぎりあたためますか」や「とんねるずのみなさんのおかげでした」でも紹介された、赤井川村の「お漬物食堂」さんで、”お漬物定食420円”をいただいてきました。
ご飯+お味噌汁+納豆+各種お漬物食べ放題!で、このお値段です。
お漬物はどれも美味しかったですよ~♪
しっかし良く食べる...(^^;)
▼コメント(8)
名前:Rietty 2007.07.29 11:49:39
いつも思うのですが、Mママさんも北海道に住んでいればいいのに~♪
紅果園さんは、ほんとにお薦め!
とにかく色んなものが植わっているから、園内にいる間中、ウキウキワクワクなのです。
でもね、実は私は名古屋にちょっと憧れているの。
何故って、そちらには駄菓子メーカーさんがたくさんあるのですもの。
きっと駄菓子屋さんも多いのでしょうね♪
駄菓子屋巡りをしたいわあ。
名前:Mママ 2007.07.29 08:57:16
b( ̄ロ ̄)d w( ̄◇ ̄)w おはようございます。
行きたいわ~ココ!虫OK?です私も。
また誤解を招くかも・・・!
親戚のトマトハウスの中ではいつも蜂さんたちが一生懸命働いてます。
楽しくなけりゃ、観光農園じゃない! ←こんな熱い方の所に行ってみたいわ~れんさんが羨ましい♪
名前:Rietty 2007.07.25 05:25:33
つよぽんさん。
あなたの農業発展にかける情熱を持った研究・開発・指導のお仕事は、私なりに理解しているつもりです。
仕事にかける”熱さ”は、きっと”ひぐま”さんといい勝負ですよ♪
是非、お二人が農業について語り合う席で、オブザーバーとして参加させていただいきたい!
そう、落ち込んだわけではありませんよ(*^^*)
良い勉強をさせていただいて、ありがたかったのですから☆
残念ながら、ラズベリーロールケーキは完売しましたので、ブルーベリーのタルトをお楽しみに~♪
ご来店お待ちしていますね。
名前:つよぽん 2007.07.24 19:59:39
riettyさん、こちらこそ落ち込ませてしまうような書き込みですみませんでした。「きれいな収穫物・草のない畑=農薬漬け」みたいに思われる方がまだまだいるので、一部ですが現場を見て、農家の方々の努力や向上心を知る私としては、正しい情報を知って欲しい!と先走ってしまいました(^_^; ひぐまさんの果樹園を、手をかけてない、と言っていたわけではないので、ひぐまさんももし気を悪くされてたらすみませんm(u_u)m きっと熱意を持って取り組んでいらっしゃることと思います。ひぐまさんの思いが、来園される皆さんの笑顔につながっているでしょうね。今年は乾燥した暑い日が多いので、お体に気をつけてこれからも頑張って下さい(^-^)
riettyさん、ベリーを使ったケーキ、とっておいて下さい。
名前:Rietty 2007.07.24 10:05:12
つよぽんさん、ひぐまさん、専門的なコメントをどうもありがとうございました。
それぞれのお立場からのお話で、とても勉強になりました。
ただ、私の不用意な言葉の使い方で、誤解していると誤解されてしまったことが悔やまれます...。
自然の地形や気候を上手く利用されながら、他ではあまり見ないような果樹を、「狩る」人が楽しめるように野趣(あえて使わせてください)まんてんに、植えていらっしゃるところが、とっても私好みだったことを伝えたかっただけでした。
ただ、正直に「蛇や蜂がいるかも知れません」と注意を呼びかけている姿勢に、私は感動しても、そうではない方もいるかもしれない...という配慮から、ご紹介する責任上あのような書き方をさせていただいたのです。
ですから、ほかの観光果樹園さんを非難したわけでも、紅果園さんが整備が悪いと非難したわけでもないのです。
本人の本意に反して、読者の方に不快感を与えたのだとしたら、本当に申し訳ありませんでした。
ちなみに農薬使用に制限があることは、薄い知識ながら存じています。
「きちんと使って」というのは、「その制限を守りつつ」の意味でした。
...言葉で気持ちを伝えるのって難しい...。
お二人のお陰で、良い勉強をさせていただきました。
ひぐまさん。
ご来店お待ちしていますね♪
名前:ひぐま 2007.07.23 23:30:11
つよぼんさんのご指摘に答えて
え~誤解の無いように説明させて頂きますと、ブルーベリー及びラズベリー畑は、まだお客様が入れるように準備していなかったと言う、要するに開園前だった訳です。
(そんな、準備不足の所にお客様を入れてしまい、当方の説明不足だったせいもあり、ご迷惑をおかけしました)
農薬は、今のところ全く必要がないので使っていません。ラズベリーに若干小さいコガネムシが来ますが、それほど気になりません。
ブルーベリーは過熟軟化するとショウジョウバエが来ますが、適期収穫を心がけていますので、問題なしです。
今のところブルーベリー・ラズベリーは販売主体で、体制が整い次第「狩り」を考えていますが、その時には当然キチンと草刈りをして整備した園にしてから入園頂きますので、ご安心下さい。
名前:ひぐま 2007.07.23 22:24:28
どうも~
無節操に何でも植えたがる、私が園主です。
この度は、当園を満喫して頂き、本当にありがとうございました。
楽しくなけりゃ、観光農園じゃない!
私たちが楽しいから、お客様にも楽しんで頂けるんだ!をモットーに、自分勝手に楽しく忙しい毎日を過ごしています。
かなりくどくて濃い男ですが、これからもお付き合い頂けると、嬉しいです。
収穫期の合間を見て、そのうち絶対お邪魔しますので、覚悟しておいて下さい。
ありがとうございました!
名前:つよぽん 2007.07.23 20:45:28
riettyさんの誤解を解くために、農業情報をちょっとコメントします。ベリー類は病害がほとんどないので、たいていの所は無農薬だと思います。また、今は農薬の取締りがとても厳しいので、使うとしても回数の制限(多くの農薬は5回以内まで)や、農薬によって収穫の何日前までしか使えないという法律があるのです。また、草ぼうぼうにしないなど、雑草の管理をすることが害虫発生の予防にもなり、農薬を使用しないですみます。特に観光農園を営んでいる農家の方は、極力農薬は使用したくないと思い、それぞれ管理されていると思います。きれいに整備されている所には、病害虫を発生させないように草をとったりと、時間をかけて栽培管理している農家の方もいると思います。
どうか他の農家の方々も、これから応援して下さいね。
▼コメントを書く...
※
*必須入力です
「コメント」欄は日本語で記入してください。
英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。