■お帰りは午前様。~本題は『山下達郎 2011-2012ツアー』。
函館行きの最重要かつ最大の目的は! 『山下達郎 2011-2012ツアー』函館公演を聴きに行く!ということでした。
販売開始するやいなや、あっと言う間に完売してしまったチケット。
昨年秋から楽しみにしていたのに、チケットを手に入れることが出来ずガックリと肩を落としたのが確か2月のこと。
それでも諦めきれず、今月の中頃、夫にヤフオクで落としてもらいました。
本来1枚8000円のチケットは10000円になってしまいましたが、コンサートの内容はそれを遥かに超えるものでした。
ツアーでは、あと8公演を残しているそうなので、セットリストを載せるのは差し控えます。
ただ、正直”わりと好き”な程度で、”熱烈なファン”ではない私でも、若い頃に良く聴いた曲から最近耳にした曲まで、そのほとんどが知っている曲ばかりでした。
37年間も第一線で活躍していた方は、やはり『格』が違うということなのでしょう。
そう。
今回のコンサートは、その『格』というものを強烈に感じました。
江戸っ子らしいべらんめえ調のMCでさえも品格があるし、決してビジュアル系ではないけれど、ステージに立っている姿はそれはそれは格好良く素敵。
そして何より、私がわざわざ書くまでもなく、声量・歌唱力の凄さ、そしてギターの上手さは格別なものを持つ方です。
本当に59歳?と疑いたくなるほど。
ほんの一瞬の誤魔化しもないコンサートに、本物のプロとしての在り方を見せつけられた気がしました。
「かつて、こんなに感動したコンサートに行ったことがあっただろうか?」
私はもちろん、隣で涙を拭う夫に気付き、そんなことも想ってしまう程、心をギュッと掴まれた3時間半でした。
山下達郎さんほかスタッフの方々、素晴らしいコンサートをどうもありがとうございました。
と言う訳で、コンサートが終了したのは22時でした。
翌日の校長のレッスンに備えて、CamCarは豊浦道の駅に停めて来たので、Fitで急いで帰りました。
コンサートの余韻と興奮を眠気覚ましに走りましたが、次第に睡魔が・・・。
ついには余韻も抜け、眠気を振り払おうと車の中でつまらないギャグを飛ばし始める夫。
それに仕方なく乗る妻。
挙句の果てに、山下達郎のコンサート帰りだというのに桑田圭祐のCDを大きくかけて歌い出す二人・・・。
そんなこんなで、呆れた中年二人を乗せたFitは、夜中の1時半に豊浦のCamCarに到着しました。
そして、再び余韻を取り戻し2時半までビール&ウイスキータイム。
6時半に起きた時には二人ともフラフラでした。