「いとをかし」な日々

今朝の新聞を見て、「やっぱり本当だったのね！」と、ちょっぴり寂しい気持ちがしました。  
それは、昭和新山の花火大会のこと。  
昨日を最終回に、46年間続いたイベントの幕を閉じたのです。  


伊達に越して来て22年。  
これまで一度も昭和新山へ花火を見に行った事はありませんでした。  
東小学校前の縁石に座り、遠くに上がる花火を、子供たちと三人で静かに見た事はありました。  
そこよりも、もう少し会場に近くてよく見えるポイントは、警察署の上の丘でした。  
でもその丘の上は、結構いいポイントなので、同じ事を考える人の車が、ズラッと並んでいたりしました。  
とは言え、子供たちと見るには音も静かだし、人込みは避けられるしで丁度良かったのです。  
遠くからの見物でしたから、高く上がるものだけが小さく見えるだけでしたが、十分満足でした。  
 
けれども私の周りには、「ここに住んでいて、昭和新山であの花火を見ないのはもったいない！」とか「あの花火は他の花火とは別物だよ！」とか「あの迫力は絶対体験するべきよ」と、「行くべき！」論を唱える人がとても多かったのです。  
そっかー…と思いつつも、色々な理由から今まで行かなかったのです。  
けれども今回、あるお友達のご厚意で、ちょっと優遇されて花火見物をさせていただくことができたのです。  
最近続いている、「初！」昭和新山花火大会です。  
 
 
 
昭和新山に到着すると、開始時間までまだ2時間以上もあるのにも拘らず、良い場所を確保するために集まった人たちで、広場は埋め尽くされていました。  
 
ブラブラと歩いていたら、食べ物を販売する店の中には、ルスツスキー場のインストラクター仲間が、数件軒を連ねていました。  
二日間とは言え、書き入れ時なのでしょう。  
そこで腹ごしらえを済ますと間もなく、大音響と共に花火が上がり始めました。  
 
 
~こんな写真しか撮れませんでした…(^^;)  
 
次々と上がる、色も形も様々な花火。  
私は、江ノ島や三浦海岸の花火を思い出しました。  
どちらも海から上がるのですが、やはりこんな風に間近で見ることが出来ました。  
あの時の方が迫力を感じたのは、まだ子供だったからかしら…？  
約25分間の花火の打ち上げは、フィナーレを飾る趣向を凝らした仕掛け花火を最後に終わりました。  
2万人と報じられた人出でしたが、花火終了後はあっという間に人がまばらになり、「祭りの後の寂しさ」を感じてしまいましたね。  
 
初めてが最終回の昭和新山花火大会見物でした♪  
今週末は、室蘭の花火大会ですね。