「いとをかし」な日々

日曜日、今年初めての夏山登山をしてきました。 
目指すは目国内岳。 
 
今回は、メンバーにみっちゃんも誘いました。 


伊達出発朝5時半。 
伊達も曇っていましたが、登山口の新見温泉に到着した時もまだ曇っていました。 
 
入山届けの時刻は7時20分。 
ここからまずは前目国内岳を目指します。 
 
前目国内岳までは以前登ったことがありました。 
けれども、その日はガスと風の酷い日で、道は見えないし風で飛ばされそうになるしで、その先へは行かず引き返してきたのです。 
 
そう記憶していました。 
 
前目国岳に到着すると、直ぐ後からご夫婦も到着されました。 
伺うと伊達市舟岡町からお越しとの事。 
こちらのご夫婦とは、ほとんど同じルート同じペースで歩き、締めの新見温泉も一緒でした。 
 
前の晩の予報より少し早めにガスが晴れて来ました。 
ラッキーです。 
雲海の向こうに羊蹄山とアンヌプリが並んで頭を出しました。 
 
 
そして、目国内岳頂上直下。 
 
 
ここで、「あれ？あれれ？」と私。 
見覚え、歩き覚えのある岩でした。 
 
結局、あの時引き返した場所はここだったのでした。 
岩に取り付き、何個か登ったのですが、全く前が見えず強風に煽られ危険を感じたので、ピークを諦めて帰ったのはこの岩の途中でした。 
実はあと岩数個で頂上だったのです。 
 
あの時、無理をせずに引き返したのは正解だったと思いますが、悪天候は時間や距離の感覚まで分らなくさせていたのかと思うと、恐ろしいことです。 
山での勘違いは、時に命取りになります。 
気を付けよう・・・。 
 
山頂からは360度展望。 
周りの山並みが美しい☆ 
 
 
 
 
そして、ここから今度こそ初めてのパンケメクンナイ湿原へと下っていきました。 
約30分で到着。 
先ほどのご夫婦が追い付くまで、誰もいない3人独占の湿原でした。 
畔に佇むみっちゃん。 
 
 
幌別岳には、まだ残雪が。 
 
 
そして、湿原性の植物も。 
 
 
 
 
 
 
 
 
この他にもたくさんの植物を観ることが出来ました。 
 
ず~っと行きたいと想い続けていたパンケメクンナイ湿原は、天国のような場所でした。