■春から秋の登山日記第六弾~イワオヌプリ
久しぶりの登山です。 先週の土曜日に、ニセコのイワオヌプリを登ってきました。
五色温泉側の「お花畑」から登るコースは、1時間弱で登れてお手軽です。
閑散としているイワヌプリの駐車場に対して、道路を挟んで反対側にあるアンヌプリは、とても人気が高い山なので、車が一杯でした。
昨日スーパーでバッタリ会った友達は、「明日はアンヌプリに登るよ♪」と話していたので、きっとあの車の中のどれかは、彼女のFITね...。
でも、私はこっち。
登山者名簿に名前を書くと、本州からの方もちらほら。
そういえば、行きかう車も本州ナンバーが多かったっけ。
もしかしたら、日本一早い紅葉が訪れる大雪を登ったついでに、ニセコにも足を伸ばしているのかしら?
そんなことを思いながら登り始めました。
実はこの山の最大の難関は、登り始めにあるのです。
一体どうして、こんなに大きな階段をつけたのかしら?
一段が普通の高さの3倍位の、とても急な階段があるのです。
まるでガリバーのための階段...。
だから、一段ごとに凹んじゃう。
ここを抜けると、狭いゴーロの道が続きます。
もう秋の花の時期は終わり、春に見かけた花たちがかわいい実をたくさん付けていました。
~中でも特に可愛かった、白玉の実。
約30分程で、火口縁分岐に到着しました。
ここから頂上へは、右回りでも左回りでも登ることができます。
イワオヌプリは、別名「硫黄山」と呼ばれるのですが、辺り一面にかすかな硫黄臭がします。
最後の登りを詰めていくと、左に硫黄の採掘場跡が見え、大沼・日本海も見えてきました。
~火口縁分岐から望むイワオヌプリ山頂。
~標高1116mです。
頂上からは、隣のアンヌプリが、助走をつければピョンと飛び移れそうなほど近くに見えます。
歩きにくい火山礫の道を下っていたら、たくさんの硫黄の結晶を見つけました。
臭いとは裏腹に、透き通ったレモンイエローで、とても綺麗でした☆
さっき来た道を下り、最初の苦手な階段の所に戻ってきました。
下りも凹むなあ…。
あっという間のお散歩感覚な山行でしたが、お天気にも恵まれてとっても楽しかったでーす☆