■春から秋の登山日記第七弾~シャクナゲ岳
日曜日、前日の山登りがとても楽しかったので、よし!今日も登ろっと♪と、いそいそ準備を始めました。 さて、どこにしよう?
そ~ね~。
うん!紅葉が始まった羊蹄山かな♪
と言う訳で、真狩口に着いたのが7:30。
ところが、もう既に車が一杯で駐車するスペースが空いていませんでした。
ここもやはり、本州ナンバーの車が多いこと多いこと!
あまりの車の多さに、今回は羊蹄山を諦めました。
う~ん...どうしよう...。
じゃあ、チセヌプリ北口~チセヌプリ山頂~シャクナゲ岳!
うん!そうしよう♪
私は急遽行き先を変更して、車を走らせました。
天気が良くて時間が早かったとはいえ、どの山も近くて、色々な登り口があって、登る山を突然変えても大丈夫な環境に住んでいることが、ほんと幸せ。
どんどん走ったところで、チセヌプリスキー場が見えてきました。
そろそろ左側の北口を気にしながら走らないと。
そう思って走っていたのに、気がついたら大谷地まで来てしまいました。
あれ?
いつ通り過ぎたのかしら?
まあいいわ♪
じゃあ神仙沼の駐車場に停めて、長沼経由で登っちゃえー。
なんてテキトー。
正統派の「山や」さんが聞いたら、お説教されそう(^^;)
駐車場からは、ちょっとやりすぎ?な程にきちんと整備された木道が、神仙沼へと続いています。
途中まではその木道を歩き、分岐からは薄暗い山道に入って行きました。
長沼は人造湖なので、いまいち風情に欠けるのですが、周りの風景がそれをカバーしています。
私は、長沼を左に見る道をとり、今度はグチャグチャのぬかるみで歩きにくい、シーンと静かな道をひたすら歩きました。
土の上には、新しい靴跡とストックの跡があったので、誰かが前を歩いているのは分りましたが、姿は全く見えません。
人込みは苦手だけれど、こんな鬱蒼とした山道で誰にも会わないのは、少々心もとないものです。
と、前方に一人の登山者が見えました。
ストックを持った白髪の男性でした。
挨拶を交わし、道を譲ってもらいました。
後ろにこの方がいると思うと、ちょっと安心。
その後、2組の登山者を追い抜きながら、結構ハイペースで登ってしまいました。
悪い癖で、一人だとついついトレーニングモードにスイッチが入ってしまいます。
チセヌプリへの分岐に到着しました。
目の前にデン!と、シャクナゲ岳がそびえています。
しばらく明るい道を歩き、今度は白樺山への分岐に到着しました。
白樺山も登ってみたい山です。
いつか新見温泉側から登って、シャクナゲ岳まで縦走してみよっと♪
そんなことを考えながら、最後の岩場の急登を詰めていきました。
この山は、どうも湿っぽい山らしく、丸くなった大きな岩も緑に苔むしていました。
だからとっても歩きにくい。
これは下りるの大変かも…。
~こんな感じの岩が、狭く急勾配の道を、ゴロゴロと埋め尽くしています。
分岐から20分弱で頂上に到着しました。
先客の男性は、コンロでお湯を沸かして珈琲をすすっていました。
山で飲む珈琲は、インスタントでも美味しいのよね~。
でも私は、その香りだけいただいて、セイコーマートのスポーツドリンクを飲み干しました。
頂上はかなり狭かったのですが、眺望は最高でしたよ♪
しばし景色を楽しみ、休憩をして、塩キャラメルでエネルギーの補給をしてから、珈琲の男性よりも先に下りはじめました。
登って下りて休憩時間も入れて、約2時間半くらいかな?
前日のイワオヌプリ同様、気楽に登れる山でした。
冬になったら、テレマークで滑ってみたいなぁ...。