■春から秋の登山日記第八弾~オロフレ山
また山に戻ってきちゃった。 だって素敵な紅葉の季節だもの、見に行かなくっちゃ!でしょ?
ほんとはニセコへ行きたかったけれど、ちょっと時間がなかったので、オロフレ山へ行くことにしました。
ここも負けずに綺麗だから♪
登山口のオロフレ峠に着いたのは、9時過ぎ。
すでに7~8台の車が停まっていました。
オロフレ山は、登山口であるオロフレ峠が標高約930m地点なので、1,230mの頂上まで標高差300mを登る手軽な山です。
花の山としても人気が高くここ数年の登山ブームで、やはり花で有名なアポイ岳とセットにして、本州からのツアーが組まれるほどです。
ですから、春はたくさんの人で賑わいます。
…という訳で、残念なのですが私は花の時期を避けてしまいます。
平日登れればいいのだけれど…。
オロフレ山の麓にある、オロフレスキー場にはとてもお世話になりました。
子供たちがスキーのレーシングチームに入っていたので(私もちょびっとだけ)、冬の間は毎週土日にびっしりと通ったものです。
今ではあまり行かなくなってしまいましたが、ここまでの道はとても懐かしい道程です。
さて、身支度を整え早速登りはじめました。
ポカポカ陽気で気持ち良く、ポコポコとニコニコ鼻歌交じりで歩いていたら、ボカッと木に頭をぶつけてしまいました…(泣)
どういう訳か(←ただの不注意なんだけど…)、ひと山に一回は頭をぶつけるの。
前回のシャクナゲ岳の時は、たんこぶを作って帰ってきてしまいました。
オロフレ山登山の前半は、低い木が突然目の前に出てきたりしますので、皆さんも気を付けてね。(←あんまりぶつけた話は聞きませんが...。)
相変わらずのトレーニングモードで、タッタカ歩いていたので、途中5組のご夫婦に道を譲っていただきました。
そう行き帰り合わせても、一人で登っていた人は私以外に3人だけでした。
若いご夫婦には出会いませんでした。
中年のご夫婦ばかりが、仲むつまじく登っていたのです。
その中で、中年というよりは高年のご夫婦がいらっしゃいました。
どこのお二人も皆、夫が妻をかばいながら歩くという感じでしたが、このご夫婦だけは妻が夫をかばいながら歩いていました。
旦那様の方は、恐らく80歳くらい。
部屋着でそのまま来ちゃった…そんな出で立ち、ストックに全身を預けるような歩き方で、荷物も背負っていませんでした。
その上、平坦な道でも70度位の前傾を保って歩いているので、私は心配になってしまいました。
この山は最後の岩場の急登が、結構きついのです。
あの前掲姿勢では、登りはなんとかなるにしても、下りはかなり危険です。
奥様がよっぽど自信があるのかな…?
手前で引き返してくればよいのだけれど…。
そんなことを思い、不安になってしまいました。
もっとも、私の思いすごしで、実は忍者のようにササッと動けるのかもしれないのですが...。
その後も、Gパンで登る人に驚いたり、手ぶら革靴で登ってくる人に驚いたり、冷や冷やの連続でした。
いくら手軽な山と言っても、あまり侮らない方がよいですね。
そんなことより紅葉紅葉!
お馴染みのピンボケ写真で、イマイチ「綺麗」が伝わらないと思いますが、イマジネーションを働かせながら見てね~♪
降りてきたら、駐車場はドライブのお客さんで一杯でした。
登って下りて1時間50分。
せっかく行ったのに、一人だとどうも早足になっていけません。
もったいない…(^^;)
でも、本日も楽しい山登りでした♪
冬までにあと何回行けるかなあ…。