「いとをかし」な日々

今年も鮭の溯上見学に、蘭越の尻別川へ行ってきました。 
 
昨年行った時、浅瀬の中ほどまで裸足で歩き、わずか1メートル先でたくさんの鮭が産卵をしている様子を、じっくりと見ることができて大感動したのです。 
どの鮭も産卵作業に夢中なので、私の存在なんてお構いなし。 
足が千切れそうなほど冷たかったけれど、それに耐えられる位の感動でした。 


今年は写真に収めて来なくちゃ♪ 
そう思い、出かけて行ったのですが...。 
いない！ 
どこにもいない！ 
もう終わったの？ 
いえいえ、そんなはずはない…。 
どうやら、水温が高いためにまだ河口付近をウロウロしているらしい…、そんな情報が入ってきました。 
 
残念。 
いいわ♪ 
そしたら予定変更！ＳＬ見学~☆ 
 
それは札幌~蘭越間を走る「ＳＬニセコ号」。 
今年は、9月22日（土）~11月4日（日）までの土日祝日運転となっているそうです。 
蘭越駅に12時46分到着のニセコ号を見るために、急いで尻別川を後にしました。 
蘭越駅は無人駅なので、改札を自由に出入りできてしまいます。 
ホームに入り、携帯を持ってＳＬを待ち構えました。 
そしたら、いるいる。 
同じようにカメラを持った人たちが！ 
でも、手にしたカメラは皆それぞれ。 
私のように携帯電話で写している人もいれば、三脚立てて一眼レフで写している人もいます。 
 
神奈川に住んでいた頃、よく国鉄（←まだJRじゃないころ）の線路にまたがる橋の上で、カメラを構えている鉄道マニアの人がいました。 
ブルートレインやＬ特急を撮るのです。 
私も鉄道好きだけれど、そこまでではなかったので、物珍しい目で彼らを見ていたのですが、今になって彼らと同じことをしていました(^^;) 
 
 
 
~来ました来ました！ 
乗りた~い！ 
カッコイイ~☆ 
 
 
~こんなに間近で見たのは初めてです！ 
感激☆☆☆ 
 
 
~操縦室です。 
機関手さん素敵☆ 
あの帽子欲しいなあ…。 
だいぶ前の話ですが、ディーゼル車の操縦室を中央に連結した列車に乗った時のこと。 
私は、やったー！とばかりに当然のごとく操縦席に座りました。 
あっちこっちを触って、足もとのペダルを元気に踏んだその時、ポッポー！！とものすごい音が響きました。 
なんと、その列車の汽笛を鳴らしてしまったのです。 
青くなったけれど、嬉しかった~☆ 
 
 
~客車には、家族連れのお客さんが大勢乗っていました。 
嬉々としてカメラを構えている私たちを、物珍しい目＆誇らしげな目で見ていました。 
ひと駅でいいから、潜り込んで乗ってみたいなあ…。 
 
 
ＳＬを近くで見られて、写真も撮れて、大好きなポッポー！シュッポシュッポも聞けて、大満足☆☆☆だったのだけれど…、結局「鮭」を諦めきれず、この後場所を変えたのでしたー。