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[2007.10.16]
■春から秋の登山日記弟九弾~バケモノ山~来馬岳
前の週、オロフレ峠からオロフレ山を登りましたが、先週の土曜日はオロフレ峠から来馬岳を目指しました。 
 
来馬岳登山は、一般的にはサンライバスキー場(旧カルルススキー場)から登りますが、先日Wさんにオロフレ峠からのルートを教えてもらったので、早速行ってみたのです。 


登山口の表示はないので登り口は分かりにくいのですが、現在は閉鎖になっている旧道入口右側の山の、防護ネット切れ間辺りから歩きはじめました。 
少し上を見ると、道しるべのピンクのテープが巻いてあります。 
この道を整備してくれている方は、とてもマメにピンクのテープを巻き、道の草刈もきれいにしてくれているので、難なく歩くことができます。 
道標のテープが問題になりますが、あまりガイドブックにはない道を歩くときには、本当に頼りになります。 
 
オロフレ峠は標高930m。 
来馬岳は標高1040m。 
来馬岳への約2時間の道程は、標高差約100mを登るだけです。 
ですから、その道は登山道というよりも遊歩道。 
ほとんどが極ゆる~いアップダウンで、とっても楽ちん。 
春には、お花が綺麗だという証があちこちにあります。 
花の終わった茎には、赤・白・紫など色とりどりの実をたくさん結んでいました。 
この感じなら、オロフレ山よりも花の数は多いかもしれません。 
 
二か所、ほんの少し急なところがありますが、ほかはダラダラとした道が続きます。 
おまけに両脇を背の高い笹に挟まれ、まったく眺望が効かない道を歩いていたら、途中ちょっと退屈になりましたが、約40分ほどで「バケモノ山」に到着しました。 
 
 
 
 
何故こんなひどい名前が付いたのかしら? 
ピークの周りには、名前に似合わない高山植物の群落がありました。 
ところどころ霜で硬くなった道が、この日の寒さを物語っていました。 
峠の気温は4度。 
標高が高くなれば、当然気温は低くなります。 
その上、強風波浪警報が出ていたので、体感温度はなお低くなります。 
だから、ちょっと止まると寒~い。 
登り始めた時間が遅く、下調べも不十分だったので、休憩もそこそこに先を急ぎました。 
 
再び歩きはじめてほどなく、かなり長そうな下り坂が現われました。 
来馬岳は1040m。 
バケモノ山は1070m。 
たった30m低いだけなのに、ちょっと下り過ぎじゃない? 
だって、見えているピークは目線の上にある。 
ってことは、いらぬ下りを歩いているってこと? 
あ~あ~、全く勝手なもんです。 
楽ちん過ぎて退屈だと言ったり、なんでこんなに下るの?と思ったり、「だったら来るなよ!」と山の神様に怒られちゃうわね。 
そんなこんなで、再度現れた長い坂を下り、下りた分だけもう一度登って、来馬岳頂上に着きました。 
 
 
 
 
 
 
 
あら! 
なかなかの眺め! 
正面には海を望み、その手前にはクッタラ湖と橘湖が見えます。 
 
 
 
 
横から後方は、ぐるっと山々が囲んでいました。 
スキー場からのルートのほかに、鉱山町からのルートもあるようでした。 
でも登山者は、私たちの他には誰もいませんでした。 
 
この後、別の予定が入っていたので、帰りはトレイルラン状態で走るように下りました。 
 
 
~駐車場が見えてきました。 
正面はオロフレ山です。 
 
 
新しくなったオロフレ荘で、さっぱりと汗を流し大急ぎで家路へと向かいました。 
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プロフィール
Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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