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[2013.04.19]
■斜陽なれど素晴らしき町。
四日目のスタートは五所川原市金木町。 
言わずと知れた太宰治氏と吉幾三氏の生誕の町です。 
津軽三味線発祥の地でもあります。 
 
裏寂れ、物悲しい雰囲気さえ感じる(観光客の勝手な見方ですが…)商店街の外れに、斜陽館と津軽三味線記念館がありました。 


斜陽館 
 
 
竣工は、1907年(明治40年)。 
和洋折衷の木造2階建て入母屋造りです。 
太宰治の死後、太宰家(津島家)の家は人手に渡り、46年間は『旅館 斜陽館』として使われていたのだそうです。 
その当時、非常に人気が高く、なかなか予約が取れなかったという太宰治の母タネの部屋『斜陽の間』です。 
 
 
2階で西向きの中庭に面した6畳間です。 
この部屋の欄間も素晴らしいですが、各部屋の欄間もそれぞれに美しく立派なものでした。 
 
 
太宰生誕の部屋 
 
 
校長が太宰の心境になって、ここで生まれた振りをしています(笑) 
こんなことする見学者はいませんよね(汗) 
 
 
不届き者はこうです(爆) 
 
 
さて気を取り直して、すぐ近くの『津軽三味線記念館』にも立ち寄りました。 
ここでは、津軽三味線の生演奏を聴くことができます。 
 
 
約30分間ですが、津軽にいる!という実感が増しました。 
 
二軒の記念館を見学し終えて、少し町中を歩いてみました。 
そこで、丸一食堂さんを発見。 
暖簾をくぐりました。 
 
歴史を感じる小さな店内。 
小上がりは、孫の写真が飾ってあったり、洗濯物が干してあったり、ほとんど家庭の茶の間のよう。 
近所のおばちゃんちに遊びに来たような感覚で、不思議と和みました。 
この二つを注文して1200円でした。 
 
 
お腹も満たされ、津軽半島の突端を目指します。 
途中、十三湖にも立ち寄りました。 
蜆の産地です。 
 
 
ようやく着いたのは、龍飛崎です。 
津軽~♪海峡~♪ふ~ゆげ~しき~~♪ 
 
 
石川さゆりさんの『津軽海峡冬景色』の歌碑があります。 
なんでも、校長は石川さゆりさんの娘さんにスキーを教えたことがあるらしく、どうしてもこの歌碑の前に立ちたかったのだそうですよ。 
ご本人ともお話をしたというのが自慢です(笑) 
 
そしてここには、全国で唯一、歩行者専用の国道があります。 
 
 
それがこの階段。 
 
 
この日は残念ながら降りることができませんでした。 
 
『風の岬 龍飛崎』は、その名のとおり、まっすぐ立っていられないほどの風が吹き荒れていました。 
雲行きも怪しいです。 
 
翌日は、物凄く楽しみにしていたイベントが待っています。 
天候を心配しながら、この日のお宿は浅虫温泉道の駅のPでした。 
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Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
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