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[2008.01.26]
■修学旅行スキー学習♪第六弾~可憐なる勇者たち。
今回もまた、兵庫県からお越しのT高校女子9名の皆さんです。 
私の班は10班でした。 
兵庫県の高校では、ルスツが人気のようですね。 
そして、ご多聞にもれず面白い。 
「関西の子は、誰でも一度は芸人になりたいと思うわなあ。」 
そうなんだあ。 
だから、毎回笑わせてもらえるのね♪ 


前回もそうでしたが、今回のT高校さんも到着してすぐにレッスン開始!というハードスケジュール。 
しかも、リフト乗車なしで二時間レッスンはかなりしんどいはずです。 
 
けれども、とっても明るい☆ 
ぐずぐずする生徒さんは一人もおらず、皆とっても元気♪ 
初日は順調に終了しました。 
二日目は、朝起きると強風雪でひどい天気。 
リフトは午前中一基のみの運行で、大混雑の中のレッスンとなりました。 
1本目からリフトへ直行! 
あの元気さと明るさとやる気を見たら、きっと大丈夫! 
「昨日、登って滑った斜面と同じくらいの斜度がちょっと長いだけだから、皆なら大丈夫よ♪」 
このリフトに乗って滑る1回目は、前日出来たことが全く出来なくなる生徒さんが出てくることが多いのですが、う~ん!やっぱり順調順調♪ 
時々こてっとする生徒さんはいましたが、問題なしでした。 
”自分は出来る!”という思い込み…、これって大事だわあ。 
彼女たちを見ながら自分に当てはめ、逆に勇気をもらいました。 
 
そして、最終日。 
もう感動でした! 
全員が、とてもコントロールされた滑りでイゾラの急斜面を滑り下りたのです。 
滑る前は怖がっていた生徒さんも、勇敢にも急斜面に挑んで行きました。 
半分以上が前々日にスキー初体験だったのにです。 
実にチャレンジ精神旺盛で、また私自身が励まされた思いでした。 
「楽しい!」と思いながら前向きに取り組むと、こんなにも上達するものなのですね。 
 
さあ、それではそんな可憐な勇者たちをご紹介しまーす♪ 
 
 
ランチ風景です。 
ピンボケでごめんね。 
 
 
M.Rさん。 
バスケ部所属です。 
長身でエキゾチックな顔立ち、宝塚俳優を思わせるかっこよさ。 
でも、ちょっと怖がり屋さんでした。 
長い足をバーンと広げて、チョー安全プルークボーゲンでしたが、パラレルの練習を始めた途端、様になり格好よくなったね。 
 
M.Yさん。 
チア部所属です。 
昨年の世界陸上のエキシビジョンに出演したのだそうです。 
笑顔がとってもチャーミングな元気ちゃんです。 
あんな感じで応援されたら、選手たちは頑張れるだろうなあ…。 
スキーは初めてだったのですが、1本毎にメキメキと上達しました。 
緩斜面のパラレルはとてもきれいだったよ。 
 
Y.Cさん。 
LCC所属です。 
ん?って思うでしょ? 
ライフクリエイティングクラブの略だそうです。 
まだ、ん?だけど、つまりは創造性豊かな生活を考えて提案するクラブってことかな? 
スキーは小学校以来だそうですが、始めから快調でした。 
ずっとニコニコ楽しそうだったのが印象的でした。 
姿勢も良く、常に安定した滑りでしたね。 
 
A.Aさん。 
写真部所属です。 
動物の写真を撮るのが好きなのだそうです。 
私もたまに家のワンコの写真を撮るのですが、ちょろちょろ動くのでちっとも上手く撮れません。 
彼女曰く、「動くから面白い表情が撮れる」のだとか。 
ほほ~っ! 
スキーは、初めから上手でマイペース飄飄型が持ち味でした。 
どんな時でも一定のペースで丁寧に滑っていましたね。 
 
A.Hさん。 
水泳部所属です。 
元気一杯で、「速起き」の達人☆ 
いえいえ、朝「早」く起きる方じゃなくて、こてっと転んだ後の話。 
板が外れたってなんせ素早い起き上がり。 
過去最速でした。 
そんなことより、肝心の滑り。 
二日目午後からメキメキと上達し、上体の構えも良くなりスムースなターンを見せてくれました。 
 
I.Mさん。 
趣味でクラシックバレーをしています。 
そのせいか、身のこなしがなんとなく優雅。 
そう、姿勢とバランスがいいのです。 
ただちょっと怖がり屋さん。 
深田恭子ちゃんを思わせるおっとり系かと思いきや、実は、芯の強い負けず嫌い系と見ました☆ 
急斜面を歯を食いしばりながら滑る背中がそれを表現していたよ。 
最終日後半、危なげない滑りに変身したね。 
 
O.Wさん。 
チア部所属です。 
スタンツでは、上から飛ぶ方の役だそうです。 
しかも、「こんなに短くなくてもいいだろー!」というような超ミニのスカートを履いて。 
いつもハニカミがちに話す彼女が飛んでいるのって、きっと可愛いでしょうね。 
そんな勇気のある彼女ですが、滑りは終始おっとり穏やかでした。 
でも最終日には危うさは消え、丁寧で安全な滑りに変わっていましたね。 
 
K.Cさん。 
ロングヘアーが素敵な彼女は、元吹奏楽部です。 
実は、初日に片足スキーで歩行練習をした時から、彼女のことがちょっと心配でした。 
でも、彼女はとってもとっても頑張りました! 
二日目は、ノーストックできれいにプルークボーゲンができたのです。 
満足そうな笑顔を見てホッとしたのですが、頑張り過ぎたのかな…、三日目はリタイアしてしまいました。 
あなたの頑張りは、皆に勇気を与えたよ。 
 
S.Yさん。 
野球部マネージャーです。 
テキパキとした彼女の行動に、有能なマネージャー振りが想像できます。 
滑りは花丸! 
プルークボーゲンもパラレルも、スピードに乗って軽快に滑っていました。 
「もっと急な斜面に行きたい人!」 
そう尋ねた時に真っ先に手を揚げたチャレンジャーな彼女でした。 
 
 
レッスン終了~。 
満足の笑顔♪ 
 
 
こうして、可憐なる勇者たちとの三日間のレッスンは終了しました。 
閉校式後、皆が私の元へ駆け寄って来てくれた時、感動して思わず泣きそうになってしまいました。 
私も楽しかったよ~!皆ありがとう! 
 
今ごろ皆、ご家族に土産話をしているかな…。 
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プロフィール
Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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