■修学旅行スキー学習♪第11弾~やっぱり小学生ね♪と安心した日。
今回は、福岡県からお越しのとある大学の付属小学校女子8名の皆さんです。 福岡の小学生が修学旅行で北海道スキーツアーだなんて、洒落ているというか羨ましいというか親御さんも大変・・・。
こちらの学校、エスカレーター式に中高大と上がっていかれるのかと思ったら、そうではないそうです。
6年前に必死に勉強をして、受験そして合格をした彼女たちは、もう一度中等部を受験しなければならず、このたびはその関門をくぐり抜け、合格をもらってからのスキー修学旅行でした。
さて1日半のレッスン行程の内、初日の二時間は暫定的に編成された班のレベルチェックでした。
そして二日目には、私たちインストラクターがチェックして出したデータを基に、学校の先生が班を再編成するのです。
子供たちには、そのことは事前に知らされていました。
悲しいかな、チェックされる…つまり試されることに敏感な子供たちは、できるだけ上の班に行きたくて、どの子も必死でレッスンを受けていました。
チェックが終わった時ある子が言いました。
「この中に最上級班に行く人は何人いますか?」と。
私は、明日の班を再編成するのは私ではなく、学校の先生であることを説明し、どこの班へ行っても今日教えられたことを忘れずに頑張って♪と伝えました。
認められるため・丸をもらうために一生懸命頑張ることが習慣になっている彼女たち。
子供らしく純粋に楽しんでほしいなあ・・・。
”ある子”の質問を受けたとき、私は心からそう思いました。
二日目に私が受け持った班は、プルークファーレンがちょっと微妙な子たちの班でした。
「よーし!子供らしい笑顔で楽し~って言わせるぞ~!」
いつもに増して気合いが入りました。
結果、成功☆
気難しくあまり楽しそうではない顔をしていた彼女たちが、いつの間にか笑顔で楽しんでいる様子が見て取れるようになったのです。
子供の顔はこうでなくっちゃ。
レッスン後の3時間、スキーのフリー滑走かボール遊びを選択しなければいけなかったそうなのですが、前日の二時間でスキーを楽しめずボール遊びを選んだ生徒さんが、担任の先生に頼んでスキーのフリー滑走に変更したのを見て、とっても嬉しく思いました。
1日半しかなかったレッスンで、ホワイトラバーコースとファミリーコースを、きれいなプルークボーゲンで立派に滑り降りてきた彼女たち。
満面の笑みでレッスンが終われてよかった~☆
ランチ風景です。
一人を除いて、み~んなたこ焼きを食べていました。
レッスン終了後の笑顔です。