「いとをかし」な日々

6月24日。 
今日は「れん」の誕生日です。 
満5歳になりました。 
5年前のオープン前は、正直5周年を迎えられるとは思っていませんでした。 
母と二人、「たとえ1年でも、楽しかったね♪♪って思えるようにやってみよう！！」と、似た者同士の「いっちゃえ~~！」「動きださなきゃ始まんないよ！」「なるようになるさ」といった具合の、無鉄砲＆並はずれた度胸＆楽天家のなせる技で始まった、「駄菓子カフェれん」でした。 


計画時点では反対もされました。 
「こんな場所にお客様が来るわけないじゃない！」 
ところがこの反対意見を言ってくれた人、私たち二人を分かっていないんだなあ・・・これが。 
アイニクこんなこと言われると、俄然張り切っちゃうタイプなのに。 
とはいっても幸せなことに、反対をするよりも応援をしてくれる人の方がたくさん居てくれて、私たちは妙な自信を持ってしまい、「みんなありがとー！頑張るわ！」って調子に乗ってしまったのです。 
 
「あーあ・・・。」と思った人も多かったことと思うのですが、何か新しいことを始めようとする時って、この「根拠のない自信を持つ」ことと「調子に乗っちゃう」ことは、結構ポイント大きいと思うの。 
「よっしゃ~！え~い！いけ~！」みたいに（笑） 
だって、すべてクリア、すべてＯＫ！で物事始めようと思ったら、いつまでたっても始まらないものね。 
 
さて、「駄菓子カフェ　れん」の名前。 
実はこの名前は合作です。 
まず「駄菓子カフェ」の部分。 
これは、「れん」の看板と名刺のデザインをしてくださったＮさんと、当時Ｎさんと同じ会社にいらしたＹさんが考えてくださったのです。 
こちらのお二人には、ホントにホントにお世話になりました。 
Ｎさんは、当時広告代理店の企画部長さんでＹさんはその会社のコピーライターでした。 
も一つ驚くことに、「牧歌」さんの名付け親もＹさんなのです。 
だから、「牧歌」さんにちょっと親近感（←ずうずうしい？）。 
 
そして「れん」。 
これは私が付けました。 
前にも何かに書いたような気がしますが、国語辞典をめくりながら考えた名前です。 
「れん」と辞典を引いて出てきた漢字が、店のイメージというか目指すところにストンとはまってくれたのです。 
出てきた漢字はこちら。 
 
*「恋」・・・ここが出会いの場になって、恋が始まったら素敵でしょ☆ 
 
*「練」・・・様々な「試練」も乗り越え、「鍛練・練磨」でより「洗練」された店にしたい！ 
 
*「廉」・・・文字通り、駄菓子は廉くて楽しくて美味しいでしょ☆ 
 
*「憐」・・・その駄菓子ルームには、たくさんの可憐な子供たちが集まってほしいな♪ 
えっ！？ 
もちろん悪ガキくんだってOK♪ 
 
*「連」・・・つらなる。つながる。 
ここで出会った人たちが、どこかでつながって行ったら、みんなの世界が広がって楽しいでしょ☆ 
でもね、端と端の人が手をつないじゃ駄目なの。 
他の人が入りにくくなっちゃうから。 
ずっとずっと長くつながって行って、どこかで誰かの手とつながっているっていうのが気楽。 
 
はい。 
こうして「駄菓子カフェ　れん」は命名されたのでした。 
 
残念ながら静かなバースデー。 
でも、これまでの5年間を反省したり、これからの「れん」のことを考えたりするにはちょうどいい一日になりました。 
 
いつも「駄菓子カフェ　れん」を愛してくださっている皆様、そしてこのブログに遊びに来てくださっている皆様、この日を迎えさせてくださって本当にありがとうございました。 
 
これからもどうぞよろしくお願いします。