■カナディアンカヌーで下った6kmの川旅。
ここのところの休日は、海・川・山・町といい感じのローテーションが続いています。 今年になってどんどん活動フィールドが広がり、なんとなく若返った気分♪
え?
分かっていますって…。
”気分”だけね(笑)
ということで昨日の遊び場は、再び尻別川でした。
前回乗せていただいたのは一人乗りのカヤックでした。
そして今回は、二人乗りのカナディアンカヌーです。
メンバーは、Sさんご夫婦とEさんと私の4人です。
初対面だったSさんの奥さまは、恐らく60代後半だと思うのですがとっても素敵な方☆
なんと昨年まで、ご夫婦で日本最長の天塩川100マイル(約157km)カヌー という過酷なレースに参加なさっていたのだそうです。
その100マイルを4泊5日のキャンプをしながら下るのだと聞くから、さらにビックリ。
ベースの近くでホテル泊りをなさる方々を尻目に、Sさんご夫婦は硬派にキャンプを貫いたのだそうです。
しかも、火起こしさえ上手く出来ない土砂降りの日まで。
格好いいなあ・・・、頭が下がります。
お二人とも山登りもなさるということで、休憩地点では奥様手作りのクッキーをいただきながら、楽しく山のお話もできました。
活動フィールドが広がると、色々な方と知り合えるというのも嬉しいことです。
昨日は、約2kmを遡って下って来た前回のカヤックツアーとは違い、二台の車を上流と下流に置き、上流から下ってくるというスタイルでした。
スタート地点には、既にニセコアウトドアセンターのガイドさんたちと20名ほどのお客様が来ていました。
私たちの乗るカヌーを車から下ろしたところで、ちょうどガイドさんがお客様にレクチャーを始めていました。
私は、チャンスとばかりにそれをただ聞き♪
ふむふむ…なるほど…ほ~♪…はいはい分かりました☆
一艇に二人ずつ乗るこのタイプのカナディアンカヌーは、それぞれ一人が一本だけパドルを持つので、どちらかが右を漕ぎもう一方が左を漕ぎます。
私は前で右側を漕ぎました。
さっきただ聞きしたことを思い出しながら、前方を漕いでいるガイドさんの漕ぎ方を真似しながらせっせと漕ぎましたが、流れに任せている時間もあるのでカヤックの時ほどは忙しくはありません。
一人で左右を漕いだカヤックの時は、その時のブログにも書いたように右の方が強すぎて左へ左へと行ってしまったのですが、今回は左パートで後ろにいるEさんがしっかり舵取りをしてくれたので、割合思う方向へと進んでくれました。
白波の立った瀬の部分は、流れも速く少し横揺れもあって、ちょっとドキドキで楽しい♪♪
運が良ければカワセミにも出会えるそうなのですが、昨日出会えたのは、カモとアオサギと名も知らぬ鳥たちでした。
カワセミは何故か、カヌーイストを先導するように前へ前へと逃げるので、先頭を漕いでいないと出会えないのだそうです。
ゴール間近に先頭へ出てみましたが、カワセミには出会えませんでした。
冬までにあの瑠璃色の姿を見ることが出来るかしら?
ところで、今までカヤックとカヌーの違いが分からなかったのですが、使われるパドルの違いで言えば、水搔きが片側だけに付いたシングルブレードパドルで漕ぐ事が普通のカナディアンカヌーに対して、カヤックは両端に水掻の付いたダブルブレードパドルを利用するという違いがあるのだそうです。
なるほどね~。
初カヌー体験はもちろんのこと、ちょっぴり広がった知識にも大満足な一日でした。
楽しかったあ~♪