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[2008.07.30]
■春から秋の山歩きその4~「二つの海に出会った。」
日曜日、一人で羊蹄山に登ってきました。 
豊浦経由で車を走らせると、雨が降り出しました。 
近頃はすっかり軟弱になって、お天気が悪くなりそうな時は登らない、特に一人で登る時は雨が降り出したら中止すると決めています。 
「雨かあ・・・」 
「真狩に着いても降っていたら止めよう・・・」 
真狩口到着7時。 
上は全く見えないけれど、携帯のGPSで位置確認して天気予報を見たら、雨は降りそうもない。 
「大丈夫そうね♪」 


駐車場には、既に10台以上の車が停まっていました。 
途中で買ったジャムパンをかじりながら準備を始め、登山靴の紐を締めていたら、隣の車のおじさんが話しかけてきました。 
「おたく、これから登るのかい? もう皆行ったよ!俺も登ろうと思ったんだけれど、遅くなっちゃったしこれからじゃ小屋泊まりになってもイヤだから止めたんだよ。五色の方から来たら上は晴れていたけどね。」 
そんなあ・・・。 
せっかく来て準備しているというのにそんなこと言われても・・・。 
小屋泊まりになるのは私だって困る・・・。 
でもそんなに時間かかったけ? 
例によって、地図も持たずなんのコース下調べもせずに出てきた私は、おじさんにそう言われて一瞬ひるみました。 
「でも、おたくは若いから大丈夫かな?」 
とって付けた様なおじさんの一言に、「まあ、行ってみます♪ ところで登り口ってどこでしたっけ?」と返してしまいました。 
本当は登山者としてはあるまじきこと(反省…) 
羊蹄山の夏山は5~6年振りだったので、すっかり忘れてしまっていました。 
「あっちだよ!」 
適当な道案内を受け私も適当に歩きはじめると、登山ポストがありました。 
ノートをめくると、私の前に書いている方は単独行の男性で6時55分とありました。 
その時7時22分でしたので、30分前です。 
男性一人なら、きっと早いわね・・・。 
ほんとに遅かったのかしら?小屋泊まりは勘弁だなぁ・・・。 
 
少し足早に歩き出すと、いきなり急登です。 
体が慣れるまでの最初の30分にこれだから、結構キツイんですよね・・・。 
ガスってはいるものの、夏だしハアハアと登ったのでいつもより喉が渇きます。 
30分毎に水を補給しながらひたすら登りました。 
6合目まで登ったところで、目の前にまっ白い海が広がっていました。 
ふわふわな雲の海です。 
歩けそう♪ 
飛び込みたーい♪ 
でもまだ6合目、飛びこむ訳にはいきません(どこでもダメね)。 
 
8合目を過ぎた辺りから、今度は花の海! 
ここまでが眺望もあまり望めず延々登ってきたので、目の前に広がる花の海に出会い、気持ちも明るくなりました。 
 
 
橙色の花。 
 
 
黄色の花。 
 
 
紫の花。 
 
 
白の花 
 
 
頂上からの雲海。 
 
 
登り3時間半。 
下り2時間50分。 
筋肉痛十分あり。 
水2リットルでは足りず。 
小屋泊まりは免れました♪ 
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▼コメント(2)
名前:Rietty  2008.08.01 14:01:03
Mママさん、こんにちは♪  
水はね、2リットルでは全然足りませんでした。  
もしもの事を考えたら、5リットル位持っていても良かったかも。  
雲海は素晴らしいですよ~♪  
割りばしでクルクル巻き取ってパクってしたかった。  
30分前に登った男性らしき人は、7合目付近で追いつきました。  
でも、ザックがかなり大きかったので、たぶん小屋泊まりの予定だったのだと思います。  
他にも5組ほどに先を譲っていただきながら、水を飲む時間以外には休まずに登ってしまったので、下りは結構しんどかったあ・・。  
古傷に堪えました(@@;)  
ダメですねぇ…こういう登り方(^^ゞ  
名前:Mママ  2008.08.01 08:18:45
合計6時間ですか!それに水2リットルも持参!凄いな~だからおじさんが小屋泊まりって言われたんですね。おじさんならきっとそうだったんだ!?足元に雲海ってイイな~♪メチャ涼しそうだし・・・。頂上まで登れた人の特権ですね!  
 
ところで30分前に登られた男性には遭遇せずですか? 

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Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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