■全ての事は他人事ではなく、誰にでも起こりうること。
東京の人になったWaちゃん。 壮瞥のご実家の前を通った時に、Waちゃんとお父様お元気かしら?
今は鎮守の森となった、元Waちゃんのお父様の山だった栗山の栗は、本当に本当に美味しかったなあ・・・。
そんなことを、つい先日思ったばかりでした。
それなのに・・・。
そのお父様が7月に亡くなっていたことを昨日知りました。
あまりのショックで自分の顔が蒼ざめたのが分かりました。
急なことだったと聞きました。
晩年は、壮瞥のケアハウスで暮らしていらしたのだそうです。
余計な心配をかけまいと黙っていたWaちゃんの気持ちは分かります・・・。
Waちゃんとそっくりな笑顔を思い出します。
ご冥福をお祈りいたします。
伊達は、障害がある方やお年寄りのための福祉施設が数多くあるような気がします。
頼りにしなければいけない方々にとっては、良い環境なのかもしれません。
今のところ頼りにしなくても良い方々にとっても、良い環境なのだと思います。
重たくなるので深くは書かないけれど、きっとそうなんだと思うのです。
むしゃなびのお知らせにも書きましたが、来月の展示販売に「デイセンターふみだす わくわく」さん達の作品が並びます。
昨日、その担当者の方が入所者さんたちの作品を届けてくれました。
私は衝撃を受けました。
それらは期待以上でした。
その瞬間、自分に多少なりとも偏見が存在していたことに気が付き反省をしました。
どれもとっても温かみのある作品ばかりです。
あまりにも安い価格に、これらを販売することがなんだか心苦しい気がします。
入所者さん達はきっと、制作活動に健常者の方々の何倍も時間を掛けて行っているはず。
一生懸命な心が伝わってきます。
とにかく必見の小物類が勢ぞろいです。
是非是非足をお運びくださいね。
ところで、8月30日に日テレで放映された「みゅうの足(あんよ)パパにあげる」をご覧になった方はいらっしゃいますか?
松ジュンが演じた主人公は、突如、10万人にひとりの難病「慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)」という病魔に襲われてしまったのですが、この病気の症状について、知識がほとんどない私がここに一つだけ記すとしたら、最大の特徴は歩行に関する神経伝達が困難になるということらしいです。
ドラマのあらすじ⇒http://www.ntv.co.jp/24h/drama2008/index.html
実は、Waちゃんのお父様の訃報を知らせてくれたHiさんは、他でもないこの病気CIDPにこの春に罹ってしまったのです。
彼女は、腎臓も患っているため人工透析を受けているのですが、いつも色々な勉強をしながら前向きに生きている大切な友達なのです。
その彼女がさらに難病に・・・。
けれども、それに打ち勝とうとする彼女は毎日リハビリに通い続け、前回会った時よりも足の動きがスムースになっていました。
初めの頃は、私に何が出来るのか?どう接すればよいのか?どんな言葉をかければよいのか?と、とても悩みました。
でも私が到達した答えは、以前と何も変わらずにいるということ。
久々の彼女とのおしゃべりは楽しかった♪
明日突然に病気になったり事故に遭ったりするかもしれない可能性。
誰にも起こるうること。
だからという訳ではないけれど、「お互い様」の気持ちで出来る範囲のことを自然に出来る自分でいたい・・・。
そんなことをいろいろ深ーく考えてしまった昨日でした。