■春から秋の山歩きその5~落ち葉の絨毯を行く
昨年は10回を数えた山歩きでしたが、今年はようやく5回目です。 海へ川へと遊びのフィールドが広がったので、山行回数が減ってしまったのです。
体がもう二つ欲しいなあ・・・。
で、今回は再び有珠山へと行って来ました。
木々のほとんどはその葉を落とし、登山道は落ち葉の絨毯です。
ふかふかサクサクと、足のあたりも心地いい。
時折落ちてくる黄色く色づいた落葉松の優しいシャワー。
遠くで聞こえる雷鳴と熊鈴のジョイントコンサートを楽しみながら、珍しくゆっくりのんびりと歩きました。
白やグレーの肌をした木が多い中、ひと際目だって黒かった木。
触れてみると濡れて冷たかった。
保水力を失いかけた老木なのかしら?
寂しい景色を一層寂しく見せていた。
ツチグリを発見。
お花みたい。
可愛いけれど、たしかこれって真中の丸いのを潰すとぷあ~っと煙みたいなのが出るんじゃなかったかしら?
この時はやってはみなかったけれど、子供の頃触ってビックリしたことがあったようななかったような・・・。
はい。
もうすぐ頂上。
心配した雨も降らず、内浦湾が一望できました。
終わりかけの黄葉も綺麗。
心が浄化される景色です。
そして頂上です。
雄々しい外輪山の姿に自然の偉大さを感じます。
有珠山。
ごん太と登った山です。
6月に他界したごん太の弔い登山にもなりました。
こんなに穏やかで優しい気持ちで山に登ったことがあったかなあ・・・。
ここ何十年かの山行を思い出しました。