■寺社巡りの旅。~続きは入谷から
寝ボケ眼で、はい♪ 三ノ輪駅~。
ここから極々短い区間だけれど、風情のある昔ながらの商店が並んでいました。
東京も中心をちょっと外すと、静かに落ち着いた所があるのです。
レトロという表現がぴったりなこの界隈。
長年の希望が叶って乗ることが出来た荒川線。
出来ることなら全部の駅で降りて歩きまわりたいくらいです。
時間とお財布が許せば、入ってみたいお店がたくさんありました。
三ノ輪駅からは地下鉄日比谷線です。
下谷で降りました。
駅を出て歩き、ほどなくしたら入谷鬼子母神をみつけました。
真源寺(しんげんじ)です。
ここは入谷七福神の一つ、福禄寿が祀ってあります。
右側の鳥居は入谷神社です。
道路の反対側から写真だけパチリ☆
大好きなアド街ック天国を見て、よし!と訪れた真源治はこじんまりとした寺院。
「鬼子母神」と変換すると、鬼の字の頭に点が付きますが、ここの鬼の字は本当は点が付きません。
時間があれば七福神巡りもしてみたかったけれど、本当に行きたかったのはお食事処とお豆屋さん。
お食事処は「斉藤鮮魚」さんが経営している割烹さいとうさん。
ここの「海鮮丼」がすごいんです。
ご飯の上には、マグロ、アジ、ホタテ、タイの昆布締め等々その日に仕入れた旬な食材をたっぷり乗せ、その上に握り2貫まで乗って850円!
とーっても魅力的☆
そしてもう一軒は、 明治創業の豆菓子屋の山口屋さん。
硝子瓶の中には、丁寧に煎り上げられて味付けをした30種類ほどの豆菓子が並ぶそうです。
その中の「落花糖」に興味津々。
文豪・夏目漱石も好んで食べたのだそうです。
けれども、その両方とも名前は控えてきたけれど、場所が全く分からず断念。
相変らず下調べが甘い私です。
残念でした・・・。
さて、ここで一旦寺社巡りは休止。
次に目指すは合羽橋。
飲食店を始めるなら、ここにくれば全てが揃います。
「れん」も大変お世話になりました。
でも、この日は日曜日。
半分以上の問屋さんは閉まっていました。
がっかり。
それでもお目当ての物はゲットできましたよ♪
こんな感じの問屋さんがたくさんあります。
楽しくて時間を忘れます。
はい!
まだまだ歩きます。
次は浅草。
もう一度寺社巡りに戻り、目指すは浅草寺です。
たくさん歩いて小腹が空きました。
あらあらちょっと待って!
いい塩梅にいい香り♪
手焼きせんべいです。
一日中こうやって焼き続けているのですね。
頭が下がります。
これを見ちゃったら、やっぱり食べたくなるでしょ?
これは、店先の縁台できちんとお座りしていただきました。
まだ乾いていない焼きたては、食べ始めは少ししっとりと”ぬれせん”っぽかったのですが、半分過ぎた頃からバリっとしてきました。
固い煎餅が好きな私にはたまりません。
一枚で二度楽しめました♪
前回は走り抜けて通った道を、今度はゆっくりと歩き浅草寺に着きました。
こちらでは、今年の10月15日から11月16日まで本堂(観音堂)再建50周年を記念して、記念大開帳が行われていたため、大勢の人で賑わっていました。
御利益にあやかりたいと思う人は、たくさんいるのですね。
私などは信心深いわけでもないのに、寺社巡りなんかしているし・・・^_^;
でも、お願いをしたくなることもあるのです。
どーぞ、叶いますように・・・。
さて、この後は夜の街~朝焼けの街です。
それは明日ね。