■私は怪しい探検隊(ひとり)
車椅子の車輪捌きが上手くなったところで、院内探検をしてきました。 かと言って、いかにも探検といった行動も出来ないので、間違えたふりをしたりして・・・。
この病院は新しくはないけれど、スペースをとても贅沢に利用しています。
病室は三階から五階まであるのですが、その各階に広々とした日当たりの良いラウンジがあります。
席数で軽く40席はあるのではないかしら?
この場所で比較的軽傷や退院間近の方が食事をしたり、見舞客が寛いだり出来ます。
毎日の新聞や雑誌なども置いてあるので、自由に読むことができます。
ベッドの上が嫌になったら、ここでお茶しながら本を読むのが最高で、しばし入院患者であることを忘れます。
無料のティーサーバーもあります。
六階には浴室があり、その前のロビーには本がたくさん並んでいます。
浴室はとても広く、洗い場もたくさんあるのでとっても快適!
番台のない銭湯といった感じです。
まだ手術前に一度利用したきりですが、ここも入院していることを忘れさせてくれます。
書架の本は、自由に病室で読むことが出来ます。
恐らく、入院患者が置いていった物を集めたものや、退院した方の寄附だと思いますが、とてもよいアイデアですよね。
片っ端から読んだとしても、退院するまでには到底読み切れない册数です。
嬉しいな♪
日頃、もし時間があったらたくさん本を読みたい!と思っていたのですが、時間があると外遊びに出掛けてしまうので、こんなことでも起きなければ、思うばかりで読書の時間は生み出せませんでした。
早速三册借りてきました。
一冊は、中学生の頃?に読んだ森村桂さんの「天国にいちばん近い島」、もう一冊は、高校生?の頃に読んだ石川達三さんの「稚くて愛を知らず」、最後の一冊は経営コンサルタント船井幸雄さんの「上に立つ者の人間学」です。
この三册を選んだ理由?
うーん…、私も知りたい(笑)
得意のなーんとなく…ってとこだと思います。
そして、この場所からは遠く恵庭岳も見えます。
そうそう!病室からは暑寒別岳辺りの山並みも望めます。
これはとっても嬉しい♪
そうだ!
今すごく気になっていることがあります。
それは、時折聞こえてくる「エリーゼのために」。
伊達では塵芥車が鳴らす音楽ですが、アレンジがあれとは違いルスツスキー場の圧雪車が鳴らす「エリーゼのために」なのです。
院内に圧雪車が走っている訳がなく、私はいつかあの音の正体を探らなくちゃ!と、更なる探検を企んでいます。
あ…でも…、「看護師さんが心配するから、むやみに動き回ってはいけません!」と、夫ちゃんから訓告を受けたんだった…。
でもね、これもリハビリだからさっ☆
ここの病院、設備的には全く不満がありません・・・?
あ・・・一つだけありました。
ちっちゃな売店の品揃えがあまりにも少なすぎて、オヤツの購買意欲が起きないのです。
もうちょっとウキウキ行きたくなるような売店ならいいのに・・・って、ここは病院なんですけど・・・。
そうだ!入院太りしないためには好都合だと思わなきゃ☆
我慢我慢。
もう少し元気になったら、各所写真付きでご紹介しますね♪
さあ!今日からリハビリ一日二回です!
おまけに待望のシャワー解禁です♪