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[2009.03.12]
■第一段階終了!第二段階突入!
本邦初公開!おみ足~!じゃなくて固定具。 
真ん中に見えるのは生足ではありませんので、くれぐれもお間違いなく。 
術後でパンパンに腫れた脚に、包帯でぐるぐる巻いて、タイツのような物を被せています。 
念のために・・・。 
この固定具が何と130000円もします。 
うぅ・・・板が買える・・・。 
まっ、7割戻ってはくるのですが。 
このガチガチの固定具で膝を守っているのです。 
 



術後6日目。 
昨日でリハビリ第一段階が終わりました。 
メニューは、一つを除いて固定具を膝角度20度にロックしたままでこなしていきます。 
この固定具20度ロックは、術後約一か月は寝ても覚めてもこの角度で固定されたまま。 
寝像はどちらかと言えばいいほうだと思うけれど、ここまで固められていると就寝中も「動かしちゃいけない!」という意識が働くのか、次に目が覚めるまで寝る前とほぼ同じ姿で寝ています。 
この無意識の意識のお陰で、膝は痛い思いをしなくて済むのだけれど、背中や腰が痛いのなんの・・・。 
あー、寝返りって大事なんだ・・・と、改めて認識しました。 
 
リハビリを始めた術後二日目は声も出ないくらい痛かったのに、第一段階終了日の昨日はどのメニューも楽にこなせるようになりました・・・。 
と書きたいところですが、固定具を外して行う「伸ばし」はかなり痛みに耐えなければなりません。 
でも、一日の「伸び」の限界がすこしずつ更新されていることがこの上なく嬉しい! 
昨日出来なかったことが、今日は出来る喜び☆ 
ほんの5度10度の違いに素直に喜んでしまいます。 
 
これらはベッドの上に仰向け・うつ伏せ・横臥の体勢で行うのですが、怪我をしていない左足には1.5kgのウェートを付けて、ついでに鍛えています。 
かなり立派な脚ですが、「女性の場合はホルモンの関係で見る見る内に細くなるから、このメニューは病室でもドンドンやってください!」と、ドクターは何度もおっしゃっていました。 
ご本人自らもテレマーカーなので、脚の筋肉をどれだけ鍛えなければならないか、身を持ってご存知な訳です。 
 
ところが私と言えば、密かに二者択一に悩んでおりました。 
え!?“見る見るうちに細くなる”って? 
女性としては、これをラッキー♪と受け止めたい! 
でも・・・。 
せっかくの筋肉を落としてしまったら、どんなスポーツをするにも支障が出るし怪我をする・・・。 
これを機に、すらっと細い脚線美を手に入れるか、元の逞しい脚に戻るか・・・。 
う~む・・・悩む・・・。 
これは究極の選択だ・・・。 
リハビリルームのベッドの上でブツブツとしゃべっていた私の話を聞いて、Iさんは驚いて言いました。 
「そんな勿体ない!せっかくの筋肉を落としては勿体ないです!」 
 
!? そうか・・・。 
そうなのか・・・。 
そんないいものを私は持っていたのか・・・。(←そこまでは誰も言ってない) 
確かに私が“脚ほっそり作戦”を成功させてしまったら、彼女の立場としてはとても困る。 
いえいえ、そんなのは邪推で、彼女は純粋に私のことを心配してくれているんだ! 
そうよ! 
「年齢を考えれば、あなたがこれから先大人しく淑やかにスポーツもせずに生きて行くなら、多少生活に支障は出ますが無理に手術を勧めません。けれどもスポーツをしたいのなら手術を受けなければ、近い将来出来なくなります。」そう説明されて、「手術を受けよう!」と夫と二人で即断したのだった! 
ということは、やはり元の逞しい脚に戻らねば! 
ようやく決心のついた私は、またしてもやる気が湧いてきたのでありました。 
 
苦手だった松葉杖での歩行も、結構上達してきました。 
ただ、本来の目的は松葉杖の扱いの上達ではなくて、右足に1/3荷重で歩くための補助なのですから、それに重点をおいて練習しなければいけないのに、こちらのほうは中々難しいのです。 
どうも自分の感覚としては、1/2荷重かそれ以上のような気が・・・。 
「無理して切っちゃったら、もっと大変な手術になりますよ!ちょっとお淑やかにしていてくださいね!」と、ドクターに厳重に注意を受けているのに・・・。 
それにしても「お淑やか」という言葉をよく使うドクターです。 
私とは無縁の言葉。 
かなり頑張らないとそれは実行できない・・・。 
 
すると、PTのIさんが優しく励ましてくれました。 
「明日からは1/2荷重になりますよ。でも焦らないでくださいね。明日からですから。」 
その言葉にホッとしました。 
娘のようなIさんに励まされる毎日です。 
 
第二段階からは、リハビリメニューが二つ増えます。 
内容を聞けば結構キツそう。 
でも頑張りまっす! 
もともと習い事好きなこともあり、午前午後一回ずつのリハビリルーム行きが、一日のスケジュールの中で一番待ち遠しい時間となっています。 
なんならここで寝起きをしてもいいくらい。(←だからやり過ぎはダメなんだって…) 
 
ベッドで横になり、隣でエアロバイクを漕ぐ人を横目で見ながら、そのうち私だってアレをガンガン漕ぐんだから!(←ちっともわかってない…) 
そんなことを思いながら、こっそり1セットずつ多くメニューを進めていた第一段階最終日でした。 
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▼コメント(4)
名前:Rietty  2009.03.13 19:04:29
やっぱり!さとさんも同じでしたか(笑)  
 
そうなんです。  
リハビリルームへ行くのが楽しくて、ほんとはスキップして行きたいくらい。  
もちろんまだ出来ませんけど…(^^ゞ  
昨日から始まった腹筋。  
ヒョイッヒョイッってやり始めたら、PTさんが目をまん丸くして「え!す…すっごいですね!」と、マジ驚き!  
その顔に吹き出してしまった私は、しばらくお腹に力が入りませんでした。  
次にした、うつ伏せで足上げも同じ。  
「すごい…。」って。  
ほとんど「トレーニングジム」って感じになってきつつあります(爆) 
名前:さと  2009.03.13 15:59:23
頑張ってますね!  
Riettyさんの記事を読みながら3年前の骨折入院のときを思い出してます。  
同じだわぁ~~  
入院中の楽しみはリハビリでした(笑)  
人より多くやってました!  
上半身まで筋トレやってました、関係ないのに・・・  
 
でも楽しそうに?(痛いでしょう)頑張っておられる姿を想像して安心しています。  
私は次なる計画に向けてない頭を捻っております(苦笑) 
名前:Rietty  2009.03.12 20:18:03
つよぽんさん、そうなのそうなのそれなのよ~!  
一旦リセットした筋肉を鍛え直せないかなあ・・・って思ったわけ。  
でも元に戻りそう・・・。  
”病院に合宿”  
もしかして、どこかで見てましたか?  
ほんとそんな感じになってきました。  
調子に乗って、また切れないように気をつけないと(^^ゞ  
もうリハビリルームが楽しくて、PTさんにも質問しまくってます~☆  
そうね。  
Kumiちゃんにも要相談ね♪  
ありがとう!つよぽんさん♪ 
名前:つよぽん  2009.03.12 18:50:40
やっぱり、Riettyさんの体にはスポ根が染み付いているのか、聞いてるだけで青くなりそうな深刻な手術を受けたとは思えない、驚異的な回復力のようですね。まるで、病院に合宿に行ってるような・・・(^-^;  
これからは、しなやかな筋肉作りをされるといいですよ。ムキムキの固い筋肉を外側に付けていくのではなく、コアを鍛えて柔軟性のある体作りをすると、ケガもしにくいようです。(浅田真央選手がそのいい例みたいです)kumiさんが旅立つ前に、Riettyさん用のメニューを聞いておくといいかもしれませんね♪ 

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