■初夏 香りを愛でる。~その1
1年に一度の有珠善光寺。 一昨年は桜の頃。
昨年は紫陽花の頃。
そして今年は新緑の頃。
有珠善光寺自然公園の駐車場に車を停め、善光寺へ向かって歩き始めました。
雨上がりの森は、露に濡れた青葉が目にも胸にも心地良い。
ふいにイタヤ楓の甘い香りが漂ってきました。
所々、有珠湾を望めるポイントから見下ろす海は、三陸海岸を思わせます。
あの小さな小島へ渡ってみたいな・・・。
泳いでもいけそうだけど、シーカヤックも楽しそう。
磯遊びもできそうだし、シュノーケリングも楽しそう。
釣りもいいな♪
始まった始まった・・・。
私の妄想癖。
ここは『石割桜』が有名だけれど、石を割って大きく育った木は桜だけではなくて、イタヤ楓も名前の分からない木もたくさん生えています。
彼らも頑張っているのに、桜ばかりがクローズアップされてなんだか気の毒。
この石がみんな、昔むかしに有珠山から飛んできた石だというのだから驚きます。
ほどなくして善光寺に着きました。
奥の庭には赤いツツジが咲いていました。
でも、携帯カメラには映らないのでセピアモードで…。
影むしゃの「紫陽花が咲いてるよ!」の声に振り向けば、首を振って出迎えてくれたのは牡丹でした。
華やかな大輪の花。
花の名前には疎いのです・・・。
この花が散り中休みを経て、本物の紫陽花の季節になります。
本州は満開でしょうね。
梅雨の花ですから。
いつもは1年に一度の善光寺。
今年は影むしゃにあの紫陽花を見せてあげようかな?
あ!
これも突きに来たいな♪
あ・・・。
大晦日は無理か・・・。