■初夏 香りを愛でる。~その2
二日続けて香りの旅です。 こちらは訪問お初です。
早起きして、久々にお弁当作って出掛けた先は、平取町の”すずらん群生地”。
ここも以前のブログに書いた、ずっと前から行きたかったのだけど行けなかったところです。
スズラン群生地としては、日本でいちばん広く約15ヘクタールの規模があるそうです。
観光客の踏み荒らしによって一時は絶滅の危機に瀕し、10年かけて自然の状態に再生したといいます。
現在は約一か月間のみの解放で、5月下旬~6月上旬には「すずらん観賞会」が開かれています。
そして6月半ばにはクローズしてしまいます。
多賑わいだったと聞く鑑賞会は前日に終了したので、訪れた月曜日はひっそりとしていました。
暇そうにしている係の人。
多分アイヌの方です。
「どの辺りがきれいですか?」と尋ねる影むしゃに「全部だけど入口辺りがいいよ。」と答えてくれました。
そんな短い会話の傍らで、私はすずらんの素晴らしい香りに包まれて、半ば恍惚状態に陥っていました。
言葉で表現するのは勿体ないほどのうっとりするような香り。
本当に素敵。
すずらんは下向きに咲くので、上からの写真では花の様子が見えませんが、これ全部すずらんです。
その中のところどころに、ピュン♪ピュン♪とワラビが生えています。
散策路のロープには、「鈴欄やワラビを採らないでください」と書いてあります。
が・・・。
入口の係のオジサンの手にはしっかりとワラビの束があったそう(笑)
役得?
こんな感じの道もあります。
歩いているあいだ中、幸せの香り。
そして接写☆
本当に可憐な花。
それなのに毒があるなんて・・・。
そして接写を接写されたようです。
花の蜜を吸いに来ていたミツバチを撮ろうとしたのだけれど、あまりにもセワシナク仕事をしていて撮れませんでした。
ゆっくりと香りと花を愛で、駐車場に戻ったら丁度ランチタイム。
すずらんを目の前にしてお弁当をいただきました。
楽しい休日でした。
あちこち寄り道をして、こんなものも見付けました☆
平取町にはトマトのハウスがたくさんあります。
これは美味しい!!
トマトの香りも爽やかです。
香りを愛でる旅。
この後待っているのは、車窓から飛び込む”ニセアカシア”の香りかな♪